こんにちは、高野那々です。
今回のテーマは「不倫をしている自分が許せない。子供に否定されるかもしれない」そんな方に向けてお話しをしていきたいと思います。
結構いらっしゃるんですよ。
ご自身にお子さんがいて、自分に好きな人がいて、その男性とお付き合いをしていることを、将来子供に打ち明けなきゃいけないとなった時に、子供に否定されるんじゃないかとか、このまま彼と将来一緒になるという道を夢見てていいんだろうか。
葛藤ですよね。
こういう葛藤と、どうやって向き合ったらいいのか、そして成就にどのように影響してくるのか、ということを今回お話をさせていただきたいと思います。
お子さんがいらっしゃる方はもちろんですけれども、不倫恋愛に対して、何かしらの罪悪感を持ちの方は、ぜひ最後までご覧いただいて、そういう感情と、どうやって折り合いをつけていくかということを知っていただき、今後の成就への道に活かしていって頂ければと思います。
子供がいるのに不倫なんかして!
私はジム帰りでございます。
さっきまで雨が降ってたんだけれども、今すごく晴れてきてますね。
ふと降りてきたんですよ。
あ、この話しよーって。
まるで雨だった天気が、日差しが出てきて、パァっと、この動画のネタが降りてきたんですね。
それは、罪悪感を抱えている人が、まだまだ多いな、ということなんですよね。
特に、最近W不倫とか、お互いにお子さんがいて、彼とお付き合いをしていて、この先どうしていくかという。
旦那さんとはもう関係が冷めていて、気持ちもないんだけれども、子供のことだけが気がかりなんですという、そういうお悩み。
カウンセリングでも結構お聞きするんですよ。
私にも子供がいるので、そのお気持ちはすごく分かります。
世間一般からすると、子供がいるのに、母親なのに、そんな不倫なんかして!と、後ろ指さされるんじゃないかと。
もし彼との関係がバレたときに、子どもにどんな影響を与えちゃうのかな?みたいな、そういう心配を胸に抱きながら、彼との交際を続けていらっしゃる方も、やっぱり少なくないんですよね。
不倫=略奪?
じゃあそういったときに、どうやって、そういった感情と、折り合いをつけていけばいいか、というとですが、これは、不倫偏愛というものに対する定義を、ちょっと見直してみていただきたいんですよ。
不倫とは言っても、好きな人がいて、その人と上手くいきたいなとか、その人と幸せになりたいなという思いが、そこにあるわけじゃないですか。
「不倫=略奪」と考える方も、世間にはもちろんいます。
不倫というのは相手の家庭をめちゃくちゃにすることだとか、傷つく人が必ず出てくるんだから、やっぱり自分が身を引かなきゃいけないと。
自分が身を引けば、全て丸く収まるでしょと、だから我慢しなさいと。
そういうイメージですよね。
これ、結構多いのが、男性の不倫よりも、女性の不倫に対する風あたりの方が、冷たい。
これは結構女性の方は、実感していることなんじゃないですかね。
もちろん男性も叩かれますよ。
有名人で不倫していて「 なんだ!なんだ!奥さんを大事にしないのか!ふざけるな!」と、有名人とか著名人は言われちゃいますけれども。
でもやっぱり女性は、「母親なのに!」とか「奥さんなのに、なんでその不倫なんか!家庭を顧みないってどういう事なんだ」と言われる確率の方が高いですよね。
だから、まだまだ女性の方が、そういったことに対して、風当たりが強いなというイメージがすごくあります。
お母さんにはお母さんの人生がある
先ほど私が、「女性は母親であるべきでしょう」とか「ちゃんと家庭を大切にするべきでしょう」とか、そう言う”べき”を、結構押し付けられている場面が、少なくないんじゃないかな?と思うんですよね。
女性だからとか、母親だからとか、妻だからみたいな。
だけどこれは、どうしてそういう声をたくさん聞くかというとですよ、そして、どうして自分の子供に否定されそうとか、自分の子供を傷つけちゃうんじゃないかと思われそうかというと、自分自身が、自分のお母さんに対してこういう母親でいるべきとか、正しい道を歩んで欲しいとか、そういう気持ちが少なからずあるということなんですよね。
そうすると、自分が母親になった時に、子供からも否定されそう、理想の母親像を押し付けられそうと思って、恐れるわけですよ。
だけど、自分が子供の時に、お母さんはお母さんの人生があって、自由だよね?という思いが最初からあると、自分が母親になった時も、子供から否定されるという、そういうあの考えが浮かばないんですよね。
私もここはすごく修正しました。
というのは、私の母は不倫をしていてですね、男の人と駆け落ちをしたわけなんですけれども、最初はやっぱり恨んでましたよね。
「なんで私を捨てて出て行ったの?お母さん!」ずっと思ってました。数年間。
だけどよくよく考えてみたら、母親も一人の女性であって、一人の女性として生きて行っちゃいけないなんてルールはないわけですよね。
だからそこも、お母さんはお母さんで、自分の幸せの道を歩んでいったわけで、ちゃんと私が子供の時は、家事、育児もしてくれたわけであって、それは別に間違った道じゃないんだ、という風に捉え形を変えた。
不倫恋愛というのは、普通の恋愛と同じで、別に傷つけるためにやってるわけじゃないんだよと。
もちろん、こういう話をしてもいても、母親としての責任はあるでしょ?という声は聞こえてきそうですけれども。
でもうちの母は、ちゃんと子供を育てるという事はやってくれたわけですから、だから皆さんも、今お子さんがでいらっしゃる方でも、ちゃんと子育てをして、子供のために子どもの幸せを考えられる自分がいるんだったら、自分のしてることを批判しないで欲しいんですよ。
まず自分が、自分のしていることの、一番の味方、理解者になってあげないと、実るものも実らないんですよね。
そして自分の心の声が、周りの声として反映されますから、やっぱり否定されるということが起こるわけです。
だから、自分はちゃんと子供のことを愛してるし、子どもの幸せを考えられてるという自負があるのであれば、不倫をしている自分を責めないで頂きたいですし、自分のまた小さい時、母親に対して”べき思考”を押し付けてなかったかなと、ちょっと振り返ってみるといいですよね。
そして、もしそういう自分を発見したら、「それは偏った考え方だよ、やめようね」と、自分に言ってあげれば、過去の修正になりますよね。
最後に
ということで、自分が過去に感じていた想いというのは、また年月を経て、違う誰かに、そういった思いをぶつけられるという可能性が高くなりますので、そこはもう、今からでも修正できますから、ぜひ意識をしてみていただきたいなと思います。
ということで、不倫恋愛に対して罪悪感であったりとか、お子さんがいて、お子さんに申し訳ないなというお気持ちを持ってらっしゃる方は、いますぐ、このお気持ちを修正して、ちゃんと自分のして
いることに誇りを持って、自分を幸せにするということに、集中していただきたいなと思います。