こんにちは、高野那々です。
今回のテーマは「効果絶大!長続きするカップルが必ずしているコミュニケーション」
というお話をさせていただきたいと思います。
カウンセラーとして13年間、様々なカップルを見てきました。
その中で、長続きするカップルや、結婚後も円満な関係を続けていけているカップル。
その方々には、コミュニケーションの仕方に共通点があったんですね。
今回は、それがどんな方法なのかを解説し、さらにあなたにもすぐに実践できるような形でお届けしたいと思います。
この動画を最後までご覧いただくことによって、大切な人との絆を深め、思いやりにあふれた関係性を築いていくことができるようになりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
良いコミュニケーションとは
まず最初に、皆さんに知っておいて頂きたいことがあります。
それは、コミュニケーションというのは、「自己表現」と「他者尊重」この2本柱で成り立っているということなんですよね。
相手の話を一方的に聞くだけなのも、自分の話ばかり相手にするだけなのもよろしくないわけです。
これは、コミュニケーションが成立していると言えないんですよね。
自分の気持ちを大切にしつつ、表現しつつ、相手のことも尊重しようと努める。
それが居心地の良い関係性を作るのに、とても重要なことなわけなんですね。
その上で、大切にしていただきたい考え方をお伝えしたいと思います。
まず第一に、どんな人でも自分の気持ちを相手に伝える権利があります。
権利というと少々堅苦しいんですけれども、言い換えると、自分の気持ちをもっと表現してもいいんだよということですね。
そして2つ目。
考え方や感じ方が相手と違ってもいい。
違いというのは、マイナスにはならないんです。
あなたも自分自身の考え方や感じ方を大切にしていいし、また相手も自分の考え方や感じ方を大切にしていいという、こういう風通しのいい関係性が、良いコミュニケーションを築くために大切な考え方になります。
そして次、自分の考えを相手にわかってもらおうとしていい。
そういう欲求を持ってもいいということですね。
よくあるケースが、自分の気持ちをせっかく相手に伝えたのに、真剣に聞いてくれなかったと感じた。
そういう場合によくあるのが、「どうせ私の気持ちなんて受け取ってもらえないんだ」「私の言いたいことなんて取るに足らないことなんだ」「重た思われたんじゃないかな」という形で決めつけてしまうと。
そういうときは、もしかしたら自分が回りくどい言い方をしてなかったかな?とか、相手の方に話を聞く余裕がないタイミングだったのかな?とか。
ちょっと、自分のタイミングだったり、伝え方を振り返ってみるということをおすすめします。
以上が、お互いにわかり合えるコミュニケーションをとっていく上で、大切な考え方になります。
「I’m OK!You’re OK!」
それを踏まえた上で、具体的にどんなことを気を付けて、コミュニケーションをとっていけばいいのか。
これからお伝えしたいと思います。
ポイントは、「I’m OK!You’re OK!」というスタンスですね。
自分だけが正しいということを主張する「I’m OK,you’re not OK.」でもいけないし、相手に合わせすぎて自分の気持ちを押し殺してしまう「I’m not OK,you’re OK.」も、自分ばかり犠牲になってしまって、いつか自爆をしてしまうかもしれません。
要するに、「私は」を主語にした「I」メッセージ「私はこう思うんだ」と伝えたうえで、伝えるだけではなく、その次に「あなたはどう思う?どう?」と、相手の気持ちを尊重しようとする姿勢ですね。
これが、良質なコミュニケーションを成立するために必要な考え方になります。
うまくいっているカップルというのは、それが主軸になっているんですよ。
もちろん、いつでも完璧にこういったコミュニケーションができるとは限りません。
人間、完璧じゃないです。
疲れていたりとか、自分がひどくストレスが溜まっているときに、相手に対して思いやりを示せないこともあると思います。
でも、ちゃんとこういうコミュニケーションをしたらうまくいくんだということが、お互いに理解ができている、わかっていると、全然二人の関係性は変わってくるんですよね。
まず、みなさんにお伝えしたいのは、自分の思いを大切にして、正直に相手に伝えることができる女性というのは、魅力的なんですよ。
愛されるんですよ。
察してもらおうとするから重たく映るんです。
ここを本当に忘れないでいただきたいなと思います。
察してもらおうとする態度は、言ってみたら、洋服屋さんにあなたがいたとします。
そして店員さんが、「今日は何か探しですか?」と話しかけてきたときに、「えっ!私の雰囲気見てわかんないの?私の感じを見て、気に入りそうなもの持ってきてよ」というのと同じことなんですよ。
ちょっとイヤなやつじゃないですか。
というか、わかるわけないんですよね。
皆さん本当に伝えなさすぎなんですよね。
男性に重たがられるんじゃないかなとか、こんなこと言ったら嫌われるんじゃないかな、という恐れが先行して言えなくなってる。
これだと、いつまでも察してもらえないし、期待通りに相手も動いてもらえないということで、相手に対する不満ばかりたまる一方なんですよね。
だから自己表現をしっかりしていく、ということが大切になるわけです。
NGな例とOKな例
じゃあここからは、具体例をお話ししていきたいと思います。
例えば、いつも彼と会うのはホテルのみ。
たまにはご飯デートしたいなと思ったとします。
それを彼に伝える場合、まずNGで2つお伝えしますね。
「たまにはご飯デートしない?」これNGなんですよ。
何がNGかわかりますか?
男性はどう捉えるかというと、「たまには」ということは、いつものホテルデートじゃ不満ということか、というかご飯デートしない?と言われても、「別に俺いつも通りのデートでいいしな」という形で、彼女の気持ちを受け止めづらくなるわけなんですよね。
要するに、相手に対する不満を盛り込んだり、疑問形で欲求を伝えてはいけないということなんですよね。
じゃあNGで2つ目行きますね。
「普通のカップルみたいに、ご飯デート行きたいよ」これもNGなんです。
どこがNGだったかと言いますと、男性は他人と比較されるのが大嫌いです。
表面上は冷静さを装っていても、心の中で面白くないんですよ。
こうなると、彼女の望みを叶えてあげたいという気持ちに、変わりづらくなるんですよね。
じゃあそれを踏まえてOKな例。
これは、「私ご飯デート行きたいな」です。
これだけでOK。
余計なことは何一つ言わない。
めちゃめちゃシンプルですよね。
でも、これが一番相手に伝わる言い方なんですよ。
このように、彼女が自分の望みをハッキリと伝えることによって、男性はどう思うか。
「俺って頼られてるな」「俺って必要とされてるな」と、実感することができるわけなんです。
だから、望みをシンプルにハッキリと伝えましょう、ということなんですね。
その上で、余計な言い回しとか、「行きたくない?」みたいに疑問ではないということです。
最後に
ということで、愛される女性は遠慮しません。我慢しません。
あなたも少しずつ、自分の気持ちを、彼にシンプルに伝えるということを実践してみて、より良い関係を築いていけたらいいなと思います。