こんにちは、高野那々です。
今日は、苦しい恋愛にはまらないために大事なことについて、お話したいと思います。
彼と付き合っていると、彼の気持ちが自分に向いていないのでは?と、誰しも一度は不安に悩むことがあると思います。
恋愛に対して楽観的な人であっても、ふと考えることがあったりするのではないでしょうか。
「彼の気持ちはどうなんだろう?」という思いが強くなってくると、徐々に疑心暗鬼になってしまい、彼を信じたいのに信じられないという、苦しい恋愛に陥ってしまう場合があります。
そうすると、せっかくのご縁で始まったお付き合いも、継続することを難しくしてしまいます。
今回は、辛い別れを迎えてしまうことがないように、お互いが幸せになれる信頼関係を築いていくために、あなたが何を意識すればいいのか、ということについて解説します。
苦しい恋愛にはまらないために
そのために意識すべきこと、大切なことを、4つお伝えしてたいと思います。
①不安な気持ちを受け入れる
不安な気持ちは、誰でも一度は感じるものだと受け入れましょう。
『受け入れる』ということが、わかっているようでできていない方が意外と多いです。
14年間、カウンセラーとして色々な方とお話をしてきていますが、
「不安になっちゃいけない」「不安を感じている自分はダメだ」
と自分責めをしてしまう人が少なくありません。
そうすると、自分で決めた恋愛を、自分自身で辛くしてしまいます。
自分が感じた感情に対して自分で肯定し、何より自分の理解者、味方になってほしいと思います。
幸せな恋愛ができている人は、自分を否定せず、自分をわかろうとすることに重きを置いています。
相手のことを本当に好きになると、付き合っている付き合ってないに関わらず、「好きな人が自分を好きでいてくれるか」「会っていない時も私のこと考えてくれてるのかな」など気になるものです。
それが恋愛の醍醐味であり、楽しい部分でもあります。
しかし、それが度を過ぎてしまうと、辛くなってしまうのです。
ここで、気になっている自分を否定したり、我慢をしてしまうと、おかしな方向へいってしまうことになります。
「気にするものだよね」「そういう時もあるよね」
このように自分を肯定してあげている女性は、気にしたとしてもネガティブな方向へ行くことがありません。
不安感は誰でも一度は感じるものだと、受け入れてあげてください。
全く不安がない恋愛なんて存在しない!
このくらい思っていた方が、気持ちが楽になると思います。
②好きだから不安になる
好きだから、付き合っていても不安になるということを、ぜひ割り切っていただきたいなと思います。
恋愛感情がつれてくる不安は、それだけ相手のことが「好き」だから発生している感情です。
どんなものであっても、大事なものに対しては、心配したり、不安になったり、失う怖さというものが出てきます。
これは恋愛に対しても同じことです。
だから、「好きだから失う恐怖もあるよね」とゆるく考えるようにしましょう。
色々な方を見てきて思うことは、「ネガティブになってはいけない」「不安になったら成就しない」
というように、条件付きで成就を考えている人が少なくありません。
何度も言いますが、「不安になっていい!」「不安になることもある」のです。
不安感とは、ちょっと遠くにいる親戚のおじさんぐらいに考えてみてはいかがでしょうか?
たまに会うから「最近太ったんじゃない?」と嫌なことを言われても、「まぁたまにだからいいか」と思うことができるように、不安感がたまにやってきても「まあまあ大丈夫。気持ちを立ち直せればいいんだし」と、軽く考えましょう。
不安を受け入れ、不安と上手に付き合うようにしていくようにしてください。
③不安の原因を自覚する
様々な心理学で試されている方法です。
自分が不安に駆られて妄想していることと事実には、ギャップがある場合があります。
「彼と別れちゃったらどうしよう」
「奥さんにバレちゃったらどうしよう」
これは、今言われていないことであり、起きてもいないことです。
「自分が作り出した妄想なんだ」と認識することが大切です。
認識できたということは、自分のうちなる思いに気づけたということです。
なので、気づけた自分を認めてあげてください。
ここで解決策は、特に必要ありません。
無理やり解決策を出そうすると、それもまた苦しくなってしまいます。
だから、まず気づけた自分にOKを出してあげるようにしましょう。
④自分がアップデートされている
今感じている感情で、自分がアップデートされていると捉えましょう。
苦しい恋愛を通して、自分としっかり向き合った女性は、他人の痛みがわかり、人間的に深みが増します。
色々な感情を味わってきたからこそ、人に思いやりを持って接することができたり、人のことを考えることができる余裕が生まれます。
逆に、自分と向き合わず、自分の感情に蓋をしてしまうと、自分の気持ちだけでなく、他人のこともわからなくなってしまうのです。
また、自分の気持ちがわからないと、どうせ他人にも理解してもらえないと、卑屈になってしまう場合があります。
だからまずは、辛い感情であり、感じたくないと思ってしまうかもしれませんが、
「私は今不安を感じているんだな。でもこれは私をアップデートしてくれる大切な感情なんだ」
「自分が何を感じているか気づかせてくれる、必要なものなんだ」
このようにとらえて見てください。
そうすることで、少しずつ不安感と上手に付き合って行くことができるようになります。
感情をバネに、自分を磨き、どんどんアップデートしていってください。
最後に
苦しい恋愛にはまらないために大事なこと、意識すべきことについてお話ししてきました。
①不安な気持ちは、誰でも一度は感じるものだと受け入れる
②好きだから不安になると割り切る
③不安の原因を自覚する(事実と妄想を分ける)
④今感じている感情は自分をアップデートさせてくれるものだと捉える
良い捉え方をした恋愛は、ポジティブな未来に連れて行ってくれます。
良い未来も苦しい未来も、あなた自身が握っているのです。
ぜひ今からでも、少しずつ意識を変えてみてください。