こんにちは、高野那々です。
今日は、既婚彼に愛される不満の伝え方について。
既婚男性にに対する不満というのは、言ったほうがいいのか、言わないほうがいいのか、判断に迷うことがありませんか?
今回は、上手な不満の伝え方をテーマに、お話ししていきたいと思います。
不満な気持ちを言うことについて
まずはじめに、不満な気持ちを言うことについて、考えられるメリットとデメリットをお話しておきたいと思います。
デメリット
1)感情をぶつけるような伝え方をすると、ケンカに発展しやすくなります。
『不満』という言葉が、とてもネガティブに感じますが、相手にネガティブな気持ちを乗せて伝えると、衝突しやすくなります。
2)彼からすると、責められているように感じることがあります。
何か物を言うという行為が、彼にとってみると「責められてるな」「そんなに不満なんだ」と感じる可能性があります。
3)「何が言いたいのかわからない!」と思われる可能性があります。
女性が気持ちを伝える時、感情の赴くままに伝えることが多々あります。
しかし、男性からすると「オチはなんなのか?」「何を求めているのか?」というように、訳がわからなくなってしまうのです。
これが男女の違いです。
すれ違いが発生し、悲劇が生まれてしまうことになるのです。
そのようにならないように、自分が何を伝えたいのかということを、明確に整理しておく必要があります。
メリット
1)あなたの考えが彼に伝わり、彼も行動しやすくなります。
あなた自身が何を考えているのかということを彼に伝えないと、彼自身も行動しにくくなります。
あなたが何を思っているのかわからないと、あなたの求めていることがわからないので、男性は何もしなくなります。
そして、その彼の態度や反応を見て「私のことそんなに大切じゃないのかな」と意味づけしてしまうことが、女性に多い傾向です。
たとえ不満な気持ちであったとしても、それを彼に伝えることによって、彼が行動しやすくなるきっかけが生まれる可能性があるのです。
2)彼に伝えることで、自分の気持ちを整理できます。
事前に、どういうことを伝えるのか、ということを書き出してみることによって、伝えやすくもなるし、自分の整理ができます。
整理できた言葉というのは、相手にも伝わりやすくなります。
だから、何か大切な話を伝えたいときは、ぜひノートに書き出し、どのような順番で何を伝えたいのかということを、自分の中で明確にしてから伝えるようにしましょう。
そうすると、伝わりやすくなります。
3)ストレスを溜め込まずに済むので、自爆する機会が減ります。
不満を溜め込むから、自爆します。
人間はずっと我慢はしていられません。
「彼に嫌われたくない」「彼にとって理想の大人の女性でいたい」という気持ちから、長い間我慢を続けるということは、本来のあなたではなく、無理をしていることになります。
そうすると、自爆するのは時間の問題になります。
自爆をしてしまうと、自分では歯止めが効きません。
彼に言いたくないことまで言ってしまったり、お互いに傷つけ合うようになってしまうのです。
だから、不満は溜め込むのではなく、ぶつけるのでもなく、的確に伝えます。
ぜひ、自分の中で考えを整理する、という手順を踏むようにしましょう。
上手な不満の伝え方
NG編
これを頭の中に入れておくことによって、二人のコミュニケーションは変わってくるはずです。
・「何で〇〇してくれないの?」「何でそういうことするわけ?」
これは、明らかな怒り、不満の塊で伝えようとしています。
そうすると、受け取った側は、責められているように感じてしまいます。
自分の中で、どんどん不満と怒りがプラスされ助長されていきます。
これでは彼も、素直に受け取れません。
・不満を感じる原因となっている相手の行動を、深読みして決めつけてしまいます。
これも、女性に多い傾向があります。
例えば:
最近会う回数が減ってきた場合。
「最近会う回数が減ったのは、私のことなんかどうでもよくなってきているからでしょ?重たかったら言ってね」と彼に伝えてしまいます。
本当にあなたが彼に伝えたいことは、「彼の気持ちを知りたい」「私がどういう状態なのかを知ってほしい」ということなはずです。
それをオブラートに包もうとすると、余計に伝わりにくくなってしまうのです。
会う回数が減ってきたという事実に対して、「私のことどうでもよくなったんでしょ」というのはあなたの意味づけです。
ここははっきりと境界線を引きましょう。
伝える時には、あなたの勝手な意味づけを決め付けないようにしましょう。
上手に伝える方法
不満を伝える時、「不満です」と伝えるのではなく、まず最初に相手の立場や状況を汲んだ言葉を冒頭に持ってきます。
例:仕事大変なんだろうなとは思うんだけど、何で最近会う回数減ってるの?
このように、大変なのはわかるけれどもという、相手の状況を汲んだ言葉を入れましょう。
不満を溜め込む性質の方は、自分の中で勝手に妄想をし、彼に理由を聞きません。
だから自爆をしてしまうのです。
普段から我慢をすることで、理由を聞かずに責め立てる言い方になってしまうということなのです。
原因を聞くことができたら、不満を溜め込むことがなくなります。
彼氏なのに遠慮してしまっているのなら、その恋愛の仕方は、あなたにとって自分らしい恋愛ではないということがいえます。
「どういう伝え方をすれば彼の機嫌を損ねないか?」と考える人が少なくありませんが、本当に重要なのはそこではありません。
「彼氏なのに言えない」というところが、向き合うべきところなのです。
最後に
既婚彼に愛される不満の伝え方についてお話していきました。
いかがでしょうか?
既婚男性にたいするNGな不満の伝え方
①責め立てる言い方
②不満の原因を深読みして、自分で意味づけし、決めつけてしまう
既婚男性に対する上手な不満の伝え方
彼の状況や立場を汲み取り、その言葉を冒頭に持ってくる。
そして、理由や聞きたいことを最後にする。
彼氏に対する不満を、「言うべき?言わないべき?」と悩むことはたくさんあると思います。
あくまで、「居心地の良い関係を築いていきたい」というスタンスで、今回の内容を参考に、上手に不満な気持ちを伝えるようにしてください。