こんにちは、高野那々です。
今回のテーマは「必見!変われないんじゃないかと諦めそうになったら」
というお話をさせていただきたいと思います。
あなたは、人生に諦めたくなったことはありますか?
私はあります。
今回の動画では、目の前にうまくいっていない現実がある場合、どう考えていたらいいのかについてお話をしていきます。
動画を最後までご覧いただくことによって、うまくいっている人に対する嫉妬心が減っていき、自分のことに集中できるようになります。
もちろん気持ちも楽になって、自分軸が少しずつできあがっていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
冒頭で、高野も人生に諦めたくなったことがありますと話をしました。
今でこそ、私メンタル強そうとか、悩みなんてなさそうと見えるんですけれども。
実際に皆さんを導く立場ですので、そうなんですが。
昔の私は、チキンのくせに見栄っ張りとか、傷つきやすいのに人を攻撃するとか、お世辞にも素晴らしい人格の持ち主とは言えなかったわけですよ。
だから、人間関係もうまくいかなかったし、人生に諦めを感じていたんですよね。
でも、現実逃避するために、アルコールや薬物に手を出していたというわけなのです。
その現実があったから、今の私があるとも思えるんですけれども。
私だって、現実に諦めそうになったことがあるということを、皆さんに最初にお伝えしたいなと思ったんですよね。
というわけで、どうすれば現実逃避することなく、現実に振り回されることなく、流れを変えていけるのか。
実体験に基づいた形で、そのために手放すべき考え方を、3つお話をしていきたいと思います
開き直る
まず1つ目。
「もがくのをやめよ!」ということですね。
要するに、開き直ってしまうということなんですよ。
私は皆様に、諦めてほしくはないですよ。
でも時と場合によっては、開き直った方がいいということがあるんですよ。
じゃあ諦めると開き直る、この2つの違いは何かと言いますと。
まず、「諦める」というのは、行動することを放棄すること。
そして、「開き直る」ということは、現実をそのまま受け入れて、何ができるのかということを考えること。
この違いなんですよね。
そうです。
お気づきになった方もいらっしゃると思いますが、「開き直る」というのは、ただ現実を受け入れるということなんですね。
でも、もがいていると、それができないんですよ。
ちょっとイメージしてみてください。
もし海で溺れそうになった時に、一生懸命もがいていると、どうなると思いますか?
そう、余計に溺れるんですよ。
自分が溺れたという状況をうまく理解できず、「助けて」と助けを求める。
そうすると、口の中に水が入ったり、肺の中の空気がどんどん少なくなっていって沈んでしまう、というわけなんですよね。
じゃあ、一番ベストなのはどうするか。
それは「浮いて待て」ということなんですよ。
仰向けになって、鼻と口をできるだけ水面から出して、浮いて待つというのが、一番命が助かる確率が高いそうです。
現実も同じなんですよね。
現実という大海に、太刀打ちできそうにないと思ったら、一旦もがくのをやめてみる。
そして、実際に何が起こっていて、自分に何ができるのかということを考えることが、最善の方法になります。
無理に前向き思考にしなくていい
では2つ目。
「前向き思考を捨てよ!」ですね。
今うまくいっていないという現実にフォーカスしているときは、未来にワクワクできないし、前向きに考えられないものなんですよ。
だから、前向きになれない自分を「だから私ダメなんだ」と責めるんじゃなくて、「当然でしょ!」と、堂々としていてください。
そして、あなたは過去に、前向きに考えられたこともあるはずです。
そしたらタイミングが来れば、またやがて前向きに考えられる日が訪れるということなので、安心してそのタイミングを待てばいいわけです。
深呼吸
ということで3つ目。
「過去と未来に、意識を向けるのをやめよ!」ですね。
過去がこうなったから、今もうまくいかないんじゃないかとか、そうすると未来もやっぱりうまくいかないんじゃないか。
こういうふうに考えるのは、はっきり言って無駄なんですよね。
このように考えるのをやめて、今できることに意識を向ける。
一番いいのは、深呼吸です。
大きく息を吸って吐いている自分。
そこに意識を向けると、呼吸をしている時間、そして深呼吸ができている自分。
という形で、できていることにフォーカスを向けられるようになるわけなんですね。
ただでさえ悩みごとが、ストレスがあるときというのは、呼吸が浅くなってます。
なので深呼吸をしっかりすることによって、空気を自分の中に取り込むことによって、心が落ち着いてくる。
そういう効果があるわけなんですね。
最後に
ちなみに、「現実を受け入れることが大事と、高野那々はさっき言ってたのに、うまくいっていない現実にフォーカスしない方がいいって、なんか矛盾じゃない?」と思った方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
この2つの違いは、まず、「受け入れる」というのは、現実に何が起こっているのかを、ただ見つめる。
それに比べて、「うまくいっていない現実にフォーカスする」というのは、「うまくいっていない、うまくいっていない」と、意味づけをしているということなんですよね。
ということで、「うまくいっていない」という感情を、そこで感じまくって、余計に悪い状態にするのか、ただただその現実を受け入れて、次に自分ができることを考えるのか。
どちらが建設的か、ということなんですよね。
ぜひ今回お話させていただいた、3つの手放すべき思考を取り入れてみてください。
そして手放せば手放すほど、あなたはどんどん楽になって、自分のことに集中できるようになります。
というわけであなたの現実が、より良い方向に向かっていくことを、心から願っています。