こんにちは、高野那々です。
今回は、視聴者様からいただいたご質問にお答えする相談回です。
「既婚男性を好きになってしまったけど、どうしたらいい?」というテーマでお話ししたいと思います。
既婚男性に片想い中であったり、いい雰囲気ではあるけれど交際前の状態の時、どんなことをしていったらいいのか。
行動面に関しては、以前動画でお伝えしています。
今回は、マインド面のお話を中心にしていきたいと思います。
ご相談①既婚男性に恋をして、月1しか連絡が取れない方からのご相談
娘の担任(既婚者)を好きになってしまいました。
私は保護者でシングルマザーです。
娘が2歳の時に離婚しました。
これ以上、人を好きにならないだろうと思っていました。
とにかく優しくて頼りになる先生。
4月までは毎日連絡を取り合っていましたが、小学校を異動され、月1回しかLINEできないけどいい?と、先生からLINEがきていました。
奥さんに嫉妬と束縛されるからだそうです。
好きになりすぎておかしくなりそうです。
どうしたらいいでしょうか?
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これ以上人を好きにならないだろうと思っていた
それなのに、すごく好きな人ができたということは、素晴らしいことです。
だから人生は、何が起こるか分からないし、逆に何でも起こすことができるのです。
罪悪感を手放す
今回のご相談で気になったことは
「好きになってしまいました」
この方は「しまいました」とおっしゃっています。
この単語に、どんな感情が潜んでいるのでしょうか?
それは、「好きになってはいけない」という気持ちが、少し含まれているようです。
要するに、罪悪感です。
この罪悪感があると、気持ちにブレーキがかかってしまい、進展しにくくなります。
まずマインドとしてやっていただきたいこと。
それは、罪悪感を取っていくということ。
今罪悪感を感じているのであれば、過去に「悪いことをした」「嘘をついた」「隠し事をした」など、後ろめたさを感じていることが、自分の人生の中で起こっていないか、振り返ってみてください。
今感じている感情は、心理学的に言うと、「昔も」感じたことがある感情です。
今始まったことではありません。
このような後ろめたさや、自分を責めているような感情が「自分を幸せにしてはいけない」というように働き、幸せになること、進展することをブロックしてしまうのです。
罪悪感を抱えながら、何かを成し遂げようとすると、アクセルとブレーキを同時に踏んでいることになってしまうため、まずは、罪悪感を手放しましょう。
自分の人生を振り返って、罪悪感の原因が分かったら
「もう時効だよ」
と、自分に言ってあげてください。
「私は今まで心の中で、自分を責め続けてきました。
だけど見つかったから、もう私は手放します。
自分で自分を許します。」
このように、自分に許しを与え、罪悪感を取ってください。
ご相談②既婚者と進展してお付き合いしたい方からのご相談
はじめまして。
同じ職場の既婚男性の方に、恋をしてしまいました。
その方とは話が合い、お互い何でも話せる間柄で、体の関係も2回もっています。
お互い好意を持っていることが分かっていると思うのですが、現在、探り合いみたいになっています。
この曖昧な関係から進展させてお付き合いしたいのですが、どうしたらできますか?
既婚者と分かっているのに、私から告白なんてできません。
彼も天邪鬼で受け身のような感じで、はっきり言ってくる気配はないように感じます。
またご飯にいこうと彼から誘ってきてくれていますが、口約束みたいになっていて、まだ行けていません。
せめてご飯に行って進展させたいです。
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こちらの方も、やはり冒頭に「恋してしまいました」と言っています。
「しまいました」という言葉があるということは、自分の中でブレーキとなっている、罪悪感が潜んでいると考えられます。
進展させたいと思っているから、罪悪感なんて全くないように感じられます。
でも、自分の中の深層心理というのは、言葉に現れます。
だから、「罪悪感があるとしたら?」と、考えてみてください。
罪悪感の手放し方は、先ほどお伝えしたように、自分に許しを与えましょう。
受け身になっている
この方の場合、彼が受け身だということもあります。
彼というのは、自分の写し鏡なので、自分が受け身だから、彼も受け身になります。
彼から「ご飯に行こうよ」という言葉がでているので、自分から積極的に動いた方がいいと思います。
それは、自分から「好き」とか「付き合いましょう」と言うのではなく
「○○に連れてって!」
このように言いましょう!
「連れてって」と投げかけると、彼も何を求められているのかはっきり分かります。
そして、それが自分にできることなら、やってあげたいと思うのです。
男性は女性に与えたい性です。
だから、何をしてもらいたいのか、ということを分かりやすく伝えてくれる女性が大好きです。
「○○に行きたい」ではなく、「○○連れてって」と言うことがオススメです。
自分の心の中で、彼と進展させたいという自分と、はっきりした環境は嫌だ、責任を持ちたくないという自分と、せめぎ合いをしています。
このような綱引き状態ではなく、自分は「進展させたい」という方に進むんだと決めた上で、「○○に連れてって」と、言ってみてください。
これは、アファメーションとして
「私は彼と進展すると決めた」
と、毎日唱えてもいいと思います。
まだ片思い中の方や交際前であやふやな関係の方は
「私ははっきりすると決めた」
と、自分の中で決める覚悟を持つことが、とても大切です。
最後に
今回は2つのご相談にお答えしました。
「好きになってしまいました」「恋してしまいました」ということは、自分の中に罪悪感があるということ。
罪悪感があるとしたら?と考え、自分に許しの言葉を与えてあげましょう。
彼がはっきりしないのであれば、自分がはっきりしたくない受け身の状態であるということ。
自分から積極的に動いていきましょう。
この場合、告白などはっきりした言葉は、伝えないでください。
その最後のセリフは、彼に言わせましょう。
男性は「自分が自ら手に入れた!」という感覚が欲しい、狩猟型です。
ですから、告白はせず、「○○連れてって」という形で、積極的に誘ってみてください。
ぜひ今回の内容を参考にしていただき、彼との関係が進展しますように。