こんにちは、高野那々です。
今日は、リアル相談回。
実際にクライアント様が、カウンセリングを受けられている様子を、お届けしたいと思います。
今回は、恋を進展させたい!と悩んでいる方にぴったりな、相談内容です。
W不倫の復縁のご相談
Aさんのご相談 :
復縁したい彼がいます。
10年ほど前に、同じ会社でお付き合いをしていました。
10歳上の男性です。
その後1、2年でお別れしました。
半年前に、私は別の会社に転職しました。
このタイミングなら会ってくれるのではないかと思い、連絡を取ったところ、会うことができました。
今年に入ってから3回会うことができていますが、昔付き合っていた時のように、「好き」とかそういうことを、今は言われていません。
会ってはくれているけれど、実際これが復縁できているのかどうかということが、今わからないです。
いい状態ではあると思うのですが、ここから、すぐに復縁しなくても、進展させていけたらいいのかなと、ちょっと悩んでいます。
高野那々:3回会われて、すごいですね。
Aさん:そうなんですよ。まずは、会社が変わったことで、彼もそんなに気にしなくなったみたいで。
今までは同じ会社で、私がずっと彼のファンだということを言いふらしていたので、多分、彼の立場的にも、どうしたらいいのかわからなかったというところがあったのかなと、思います。
でも今は、そんなことは関係なく会えるので、楽しそうだなというのは、感じています。
高野那々:いい雰囲気なんですね。
Aさん:そうですね。
高野那々:お付き合いしてた時は、会社の方とかには、発覚はしていない?バレていない?
Aさん:バレてはいないですけど、「あいつら怪しいんじゃない?」みたいなのはありました。
高野那々:そういう目で、見られることもありますよね。
お別れの原因をお聞きしてもいいですか?
Aさん:Facebookをやっている時に、彼と繋がっていて、その時に、私も結婚しているので、「家族と○○へ出掛けました」という投稿を結構してたんです。
それを彼が見て、こういうことをしちゃいけないんだと思ったり、旦那の存在が気になってしまったと、彼は言っていました。
高野那々:それに対して、ご自身はなんて言ったんですか?
Aさん:私は、その時はいったん彼が別れたい理由を伝えてもらい、「特に返事は急がないから考えてみて」と時間をくれたんです。
「わかりました」と言って、その時はあまりすがるとかしないで、「私の中で、今まで会った人で1番です」という話を伝えました。
その後も結構頻繁に、LINEを一方的に送ってしまったりしていたので、「じゃ、次」というふうに、夢中になれることを探そうとか、そういう気持ちにはあまりなれていなかったと思います。
高野那々:その時のお気持ちは、もうちょっと諦めようかなとか、どんな気持ちでしたか?
Aさん:一昨年の年末ごろに、転職しようと思い始め、別の会社になったら顔を合わせることもないだろうなと思いました。
高野那々:転職するということをきっかけに、連絡をして、そのあとばったり会って…
Aさん:そうなんですよ。
そこからしばらくして、2月くらいに「送ってみようかな。もしかしたら会えるかもしれない」と思い、あまりごちゃごちゃ言わず、ただ飲み行きたいだと、変に構えられても嫌なので、「普通に楽しく飲みたい」と伝えました。
高野那々:でもその時に送ったご自身のエネルギーは、今までと比べたら軽かったのではないですか?
Aさん:そうだったと思います。
高野那々:今までは、既読スルーが続いて、返事が返ってきませんでしたという状態の中、返ってきた時というのは、ちょっと送ってみようかなという感じ。
それで返って来なかったとしても、「まぁ、いいかな」みたいなそんな感じじゃなかったですか?
Aさん:そうだと思います。
ダメ元で、返事が来ればラッキーぐらいに思っていて…。
高野那々:それ大事ですね。
Aさん:そしたら返事をくれたんです。
高野那々: 来たー!みたいな。
Aさん:「はい」みたいな。逆にびっくりです。
高野那々:嬉しいですよね。そこから2回目、3回目と続いたんですね。
Aさん:そうですね。私は、楽しく過ごせていればそれで幸せなんだな、ということがわかったので、「もしこうだったらどうしよう」みたいな不安になるようなことは考えませんでした。
LINEの文章も固く「今度いつ会えますか?」のような、敬語を使っていました。
今も敬語混じりが抜けないけれど、さっきも「かまって」とか
高野那々:可愛い感じでね。
Aさん:そう、そうですね。スタンプ送ってとか、そういうことを全然やらなかったので。
高野那々:お付き合いしていた時はやっていたんですよね?
Aさん:なかったです。その時は。
高野那々:そうなんですね!
では、だいぶ自己開示というか、ちょっと甘えてるみたいな。
Aさん:そうです。これでも大丈夫なんだと思って。
高野那々:それ、可愛いですよ。やった方はいい。会えてるので。
会えてなくて、いきなり「かまって」と送ったら、「ええ?」と思うけど、その感じなら全然いいですよね。
Aさん:今で言えば、うまくいってるかなとは思いますね。
高野那々:基本的には、仲良く過ごせていますが、彼は今現在受け身ですよね。
ここからどうやって動かすかというと、彼は自分の映し鏡だから、本当に「復縁する!」と決めてるかどうかということが、ポイントになってきますね。
Aさん:私がですか?
高野那々:そうです。
したい気持ちはもちろんあると思うのですが、「本当にする!」という言葉を発するとなると、どうですか?
Aさん:そこは、ブレーキが掛かってしまっているなと思いました。
高野那々:どんなブレーキをかけていそうですか?
Aさん:あるとしたら、前の状態に戻ってしまうということが残っているのかな。
高野那々:ご自身の中で、復縁できそうな感じはしていると思うのですが、おそらく復縁できたとしても、ご自身がおっしゃったように、また同じことの繰り返しになるんじゃないかな、うまくいかないんじゃないかな、だったらこのままでもいいのかな?というような気持ちも同時にあると思います。
そこで、どうやって折り合いをつけていくか。
どっちの方向に進むのかということを決めないと、ブレーキをかけて、潜在意識から進めなくなってしまいます。
これはご自身が決めることだから、どっちに転んでも幸せだと思います。
今ご結婚されているので、旦那さんとの仲は悪いわけではない?
Aさん:悪いわけではないです。
高野那々:人としては仲がいいけれども、男女としては、ちょっとどうかなという…
ストレートに言うと、したいか、したくないとというのがあると思いますが、したくは…
Aさん:ない
高野那々:ということですよね。
そうなると、本当にご自身が、この先どう生きていきたいかですよね?
ご主人と別れて、新しい道を行くのか。
だから、優先順位を決めるといいですね。
復縁が先なのか、離婚が先なのか。
でも、離婚が先の方が良さそうですね。
Aさん:私もそんな気はしてます。
高野那々:今は、全部が中途半端になってるじゃないですか。
だから、まずは優先順位を決めて、離婚に向けて動いて。
動いて行くと、そこでエネルギーが出るから、彼の方も誘ってきたり、彼の方も動いてきたりとか。
会って楽しいわけだから、会いたいという気持ちはあると思います。
なので、まずは離婚ですよね。
そんなすぐに動くということでもないかもしれませんが、ゆくゆくは…。
シミュレーションしておくといいですよね。
例えば、離婚後にどうやって生活しようかな?
こういうところに住もうかな?
仕事との兼ね合いをどうしようかなとかな?
少しずつ考えて行くと、イメージが固まっていって、そこで離婚がさらに現実的になるじゃないですか。
彼とはいい感じですし。
エネルギーが今分散されているので、どちらも中途半端になっている。
だから、まず先にこっち、その後こっちを進めて行くという形にしていった方が、自分の中の迷いも減っていきます。
離婚してみると、心境がもしかしたら変わるかもしれないじゃないですか。
もうしばらく恋愛はいいかなと、思うかもしれないです。
一番は自分が、どの方向に行きたいかというのを決めていくことです。
少しずつでいいと思いますよ。
調べたり、周りで離婚してシングルでやっている方のお話を聞いてみるとか。
少しずつ自分の中で現実的なものにしていく。
今だと少し遠い感じになっていると思います。
Aさん:多分、遠ざけてるんです。
高野那々:やれること、調べること、情報を取るだけでもいいので、着々とやっていくといいですよね。
Aさん:そうですよね。
なかなか、離婚はエネルギーがすごいですよね。
一回やろうとして失敗してるから、またあそこに行くのかということを、思ってしまっているのもあると思います。
高野那々:だからこれはやはり自分の中で、「私はちゃんと幸せな方向に進んで行く」というところを、離婚の喪失や損ではなく、離婚することでこんなに自由になるとか、新しいことにチャレンジできるとか、そのような前向きな形で、自分を励ましながら進めていってください。
Aさん:わかりました。
高野那々:復縁も応援してます。
まずは、離婚のこと。
それで彼と会うことを、楽しい時間を過ごしていけると思うので。
Aさん:連絡するペースとか崩さず、ただそのエネルギーを離婚の方に集めて行くみたいな感じですよね。
高野那々:そうです。
今動いていないことが、少しずつ動いて行くという形。
Aさん:またいろいろ調べないと。
高野那々:やってみてください。
Aさん:はい、わかりました。
高野那々:応援してます。
Aさん:ありがとうございます。