こんにちは、高野那々です。
今日は、落ち込んだ彼への接し方について、お話していきたいと思います。
パートナーに対し「今日はなんだか疲れていそうだな」と気を遣ったつもりが、逆に相手を怒らせてしまったという経験はありませんか?
もしかしたら、あなたがしてあげたいと思っていることが、彼に伝わっていない可能性があります。
これを見れば、落ち込んだ時の彼に響く支え方がわかりますので、ぜひ最後までご覧になり、取り入れてみてください。
落ち込んだ彼への接し方
カウンセリングをしていても、彼が落ち込んでいたり、疲れている場合、どうやって支えてあげたらいいですか?というご質問をよく伺います。
もちろん、支えてあげたいという気持ちはよくわかります。
でも時には、『押す』のではなく『引く』アプローチが大切なこともあります。
①彼のペースを尊重する
好きな人には、早く元気になって欲しい、早く笑ってほしいという気持ちはよくわかります。
しかし、あなたのその思いが、落ち込んだ彼にとってプレッシャーになる場合もあります。
やはり、彼といっても他人です。
彼には彼なりの、気持ちの立て直し方や、取り戻すペースというものがあります。
だから、ぜひ尊重するスタンスでいてほしいなと思います。
落ち込んだ彼を、そっとしておいてあげた方が、見守ってあげた方が、返って彼は助かる時もあるのです。
〜〜〜優しい言葉をかけたい気持ちはグッとしまって、彼を見守りましょう。
②いつも通りのあなたでいる
彼が落ち込んでいるから、私も元気な姿を敢えて見せないほうがいいのかな?と考える人がいらっしゃいます。
しかし、彼が落ち込んでいようが、気分が下がっていようが、あなたはあなたのままでいてください。
冷え切った彼の心を照らす、むしろ太陽のような存在でいてください。
だからといって、空元気を見せる必要もありませんし、彼から影響を受ける必要もありません。
あなたは、あなたのペースを守っていればいいのです。
いつも通りのあなたでいてくれたほうが、男性はホッとします。
彼の言動によって態度を変えないということは、自分軸を保てることに繋がるので、ぜひ意識をしてみてください。
③彼を信じる
口に出さずとも、あなたが何を大切にしているかということは伝わります。
直接会わなくても、LINEで送らなくても、あなたのエネルギーは伝わるのです。
だから、あなたが「彼なら大丈夫。私が選んだ男だし」という気持ちでいたら、それだけで彼にも通じます。
しかも、あなたの周りにいる人たちは、あなたが設定した通りの見え方をします。
例えば
「彼は優柔不断」と思っている
↓
あなたの設定(彼が実際にそういう人ではなく、あなたがそう決めつけている)
↓
ますます優柔不断な、いざという時にダメな男性に見えてしまう
あなたが恋愛の主役です。
自分が主導権を握っていると思ってください。
あなたが見たいように、相手のことを見ることができるのです。
だから、落ち込んだ彼を見た時に、それが彼の全てとは思わずに、彼なら必ず自分の力でこの状況を乗り越えることができるはずと、信じます。
しかし、それを彼に「あなたなら大丈夫だと思う」と言わなければいけないというわけではなく、あなたが思っているだけでいいのです。
〜〜自分がどんなスタンスで彼と向き合うか
ということを大切にしてください。
④励ましのLINEや言葉をかける
①の「彼のペースを尊重する」と矛盾を感じるかもしれませんが、男性の性格によって対応が変わってきます。
少し女性らしいところがある男性、自分の気持ちを聞いてほしい、わかってほしいと思っている彼に対しては、励ましの言葉をかけてあげましょう。
「あなたなら大丈夫だよ」
「普段からすごい頑張ってるの知ってるし!」
「ストレス溜まってたら、いつでも話聞くからね」
このようにそっと手を差し伸べるイメージで、声をかけるといいと思います。
そうすると、彼のペースで話を始めるかもしれません。
一般的に男性心理として、「男性は一人で考えたい傾向にある」「一人で解決したい」と言われています。
しかし、あなたが付き合っている彼がどのような性格なのか。
よく観察し、そこを見極めましょう。
そのうえで、男性心理を土台にして接していくということが大切です。
男性心理の一般論を鵜呑みにしないようにしてください。
状況によっても異なりますが、あなたの彼がどういうタイプなのか、よく観察してください。
オススメできないこと
ここからは、ありがちだけど、オススメできない接し方について、解説したいと思います。
それは、彼に自らアドバイスをすることです。
相談されてもいない、何も弱音を吐かれてもいないにもかかわらず、彼の態度がいつもと違っていたり、落ち込んでいる感じをあなたが察して、必要以上に彼を心配してアドバイスを言うことは、男性にとって鬱陶しいことです。
男性へのアドバイスやダメ出しは、向こうから言われない限り、あなたからしない方が無難です。
たとえ、彼の考え方が間違っていると感じても、はっきり言わない方が賢明です。
「私はこういう風に思うな」程度にとどめておきましょう。
落ち込んでいるときに、プライドを傷つけられるようなことを言われると、ダブルパンチになってしまうので、そこは控えた方がいいと思います。
最後に
落ち込んだ彼へのベストな接し方をお伝えしてきました。
①彼のペースを尊重する
②いつも通りのあなたでいる
③彼を信じる
④励ましの言葉やLINEを入れる
男性によって細かい対処法は異なるので、彼をよく観察してほしいと思います。
一般的に出回っている男性心理や恋愛テクニックよりも、目の前の彼を見て、「彼だったらどうしてもらったら嬉しいかな」ということを想像することが大切です。
決して彼に対して、早く立ち直ってほしいと焦るのではなく、大きな広い心で受け止めて、見守ってあげてください。
そうすれば、あなたが好きになった彼だから、二人できっと乗り越えられるはずです。
二人がまた、楽しく笑顔でいられるような状況になることを願っています。