こんにちは、高野那々です。
今日のテーマは、自分との向き合い方。
この動画を見てくれている人が求めている「自分を変えたい」「現実を変えたい」というもの。
今回は、どうやったらいいのか?というところにフォーカスします。
その中で、「いかに自分と向き合うか」ということが、かなり重要になります。
そのやり方をお話していきたいと思います。
セルフワークをお願いします。
何をする?どうする?
『自分と向き合う』とは、一体何でしょうか?
そして、どうするのでしょうか?
『自分と向き合う』を言い換えると、「自分の中から湧いてきた感情をしっかり見つめる」ということです。
今までカウンセラーとして色々な方とお話をしてきて、悩み続ける人の思考回路には、ある特徴があると感じています。
それは、「自分がどうすればいいのかわからない」という状態です。
だから私にも「私はどうしたら良いでしょう?」という質問が多いです。
自分がどうしたらいいのかわからない状態は、とても辛く、モヤモヤすると思います。
でも、これから現実を変えていくために必要な考え方は、
「自分がどうしたいのか?」です。
しかし、自分の感情にしっかり向き合わないと、自分の本音は出てきません。
自分がどうしたいか、ということが見えてこないのです。
だから、「私はどうしたら良いでしょう?」という質問の仕方になってしまいます。
不倫恋愛のお悩みベスト3
私が感じる不倫恋愛をしている方に多いお悩みが、3つあります。
『嫉妬』
彼の奥さんやお子さんへの嫉妬。
『罪悪感』
親にも言えない恋愛をしていていいのか?
彼と一緒になるということは、彼の家庭を壊すということになってしまう。
『不安』
今頃彼はどこで何をしているのだろう?
家族で団欒していて、私のことなんかわすれてしまうのではないか?
彼とあっていない時に、ネガティブ妄想を繰り広げること。
自分との向き合い方『嫉妬』
STEP1
「なぜ嫉妬しているの?」と自分に聞く
ドロドロした自分の感情には、誰しも向き合いたくない、逃げたいと思うものです。
でも、自分の感情から逃げ続けていると、度々その感情が襲ってきます。
「もうその感情に気づきなさいよ」ということなのです。
例えば、人に対して我慢することが思考ぐせになっている人の場合。
怒りを感じても感情を抑え込みます。
しかし、抑え込む=無かったことにはなりません。
そうすると、自分を怒らせる人が、現実にたくさん出てきます。
それは、「自分の怒りにきちんと向き合いなさい」というサインなのです。
そして感情は、感じたくないと思えば思うほど、余計に感じます。
なぜなら、潜在意識は、意識したものを引き寄せるようになっているからです。
つまり、「感じたくない、感じたくない」と思っているということは、そこを非常に意識しているということです。
だから無くならず、余計に感じてしまうのです。
では、「なぜ嫉妬しているの?」と自分に聞くことで、「彼が奥さんを優先するから」という答えが返ってきたら、次のステップに進みます。
STEP2
「そう見えることで、どう思うの?」と聞きます。
そう見えるとは、「彼が奥さんを優先しているように見える」ということです。
そして、これは自分の主観です。
実際に彼が奥さんを優先しているわけではなく、そう見えるあなたがいるのです。
ここで、「嫉妬する」と、振り出しに戻る方多いです。
でも、ここでは振り出しに戻らないでください。
自分の思い込みを出してください。
例えば、
・愛されてない
・自分はいつも二番目
・私はどうせ優先してもらえない存在
・私は好きな人には大切にしてもらえない
・奥さんに負けたくない
など色々出てくるはずです。
テーマにした感情と同じ感情を書き出すと、振り出しに戻ってしまいます。
つまり、①で取り上げた感情をきっかけにして、
『自分の思い込み=思考パターンを見つける』
これが、自分と向き合うことの目的・意味なのです。
自分の思い込みが見つかったら、それを書き換えます。
要するに、修正することが、現実を変えることになります。
当然ですが、自分のどこを修正すれば良いのか分からないと、現実を変えたくても迷子になってしまいます。
STEP3
「何がきっかけでその思い込みが出来たのか?」
小さい頃のエピソードを思い出してください。
人が思い込みを作る時は、親との関わりでできます。
もちろん一人では思い出せないという方は、私がカウンセリングや講座などでお手伝いします。
思い込みの原因となったエピソードがわかったら、次に進みます。
STEP4
「もし、その思い込みが勘違いだとしたら?」と考えていきます。
私たちは、親なら何でも、いつでもやってくれて当たり前という思い込みの前提があります。
だから少しでもやってくれない瞬間があると、ネガティブな思い込みを作ってしまうのです。
子供は「自分の思い通りにならなかった」=「愛されていない」と勘違いをします。
しかし、成長を促してくれたこと自体、そこに愛はあったのです。
中には、「それでもうちの親には愛はなかった」と思う方がいるかもしれません。
その場合、この4つ目のステップで苦しくなりそうならば、あなたが子供の頃、親に言ってもらいたかったことを、今の自分が自分に言ってあげてください。
そうするだけで、自分の気持ちは落ち着いてきます。
最後に
自分と向き合う4つのステップを解説してきました。
①なぜ、嫉妬しているの?と自分に聞く
②そう見えることで、どう思うの?
③何がきっかけでその思い込みが出来たのか?
④もし、その思い込みが勘違いだとしたら?
なかなか自分の心と向き合うということは、普段は忙しさなどもあり、やりにくいと思います。
でもきちんと自分と向き合うことで、気持ちが落ち着き、現実が変わるきっかけになりますので、ぜひ今回をお伝えしたことをやっていただきたいと思います。