こんにちは、高野那々です。
今日のテーマは、不倫恋愛で重要な4つのこと。
私は、不倫恋愛のことを、特別な恋愛とも、良くない恋愛とも思っていません。
ただ、そこから脱却し、さらに豊かな人生を送ってほしいと思っています。
そのために必要な考え方を、今日は4つに絞ってご紹介して行きたいと思います。
不倫で仕方ないと思っている女性は多くても、不倫恋愛を自分で納得してしている方は、ほとんどいないのではないでしょうか。
どうしたら彼と幸せな関係を築いくことができるのか、ということを踏まえてお話していきます。
①彼の理解者になろうとし過ぎていないか?
彼のことが大好きで、わかってあげたい、支えてあげたいという気持ちが強ければ強いほど、自分の気持ちを無視してしまうことが多々あります。
「彼が大変だから、○○しなくちゃ」という思いが頭の中にたくさんあると思いますが、それは本当にそう思っていますか?本当に納得できていますか?
彼のことが好きで支えてあげたいという気持ちに、嘘はないと思います。
でも「忙しくても連絡してほしい」「少しくらい会えないの?」という思いが1ミリでもあるのであれば、それは納得できていないということです。
「理解しようとしなければうまくいかない」と思ってしまっているのです。
このようなお付き合いを長く続けていて、あなたは本当に幸せになれると思いますか?
彼の理解者になるということは、素晴らしいことがだと思います。
しかし、その思いが強すぎて、なんとか自分を納得させようとしてしまっているのではないでしょうか?
みなさんに目指してほしいことは、彼が大変でも、忙しくても、あなたに会いたいと自然と思えるような関係を築いていくことです。
彼の理解者になろうという思いが強過ぎていないか、一度振り返ってみてください。
②自分の現実と彼の現実をごちゃ混ぜにしていないか?
彼と会う約束をしていたのに、彼が体調を崩してしまい家から出られなくなってしまった場合、あなたはどのように感じますか?
彼のことは心配だけれども…。
「何日も前から楽しみにしてたのに、本当に具合が悪いのかな」
「奥さんに看病されて、ありがたみがわかってしまうかもしれない」
など、様々な感情が渦巻くのではないでしょうか。
しかしこれは、あなたの現実ではありません。
なぜなら、あなたは目で見ることができないからです。
彼の奥さんが、彼のことを看病しているかどうかということも、見て確認することはできません。
だから、あなたの現実は、『彼と会えなくなった』ということだけなのです。
本当に重要なのは、あなたが彼と会えなくなったという現実を受け取り、そこでどう感じたのか?
どんな意味づけをしようとしているか?ということです。
もしそこに、先ほどお話したような、ネガティブな意味づけをしてしまいそうになったら、「それは自分の現実ですか?まだ起こってないよね?」と、一旦冷静になる瞬間を作ってみてください。
要するに、そこに対して「どうしよう、どうしよう」と考えることは、何の得にもならないということを覚えておいてください。
③考えたら不快になることばかり考えていないか?
不倫恋愛中は、どうしても彼のことばかり考えていたくなります。
これは以前から時々お伝えしていますが、長いお休みの前に「休みの期間中に、奥さんと仲良くなってしまって、離婚の気持ちが薄れたらどうしよう」と考える方が非常に多いです。
でも、長い休みが来る度に奥さんと仲良くなっていたら、今頃とてもラブラブで、不倫なんてしていません。
なぜあなたは、そうなってほしくない現実にばかり、わざわざフォーカスするのでしょうか?
奥さんと彼が仲良くなってほしいですか?
奥さんとの絆を深めてほしいですか?
違いますよね?
それならば、そこを考えないようにする選択が重要です。
自分に自問自答してください。
あなたはそういう現実を望んでいますか?
望んでいないなら、考えても仕方ありません。
では、なってほしいことを考えましょう。
どうなったらあなたは嬉しいですか?
このように、自分と対話することを、特に長いお休み前はオススメです。
④彼が既婚者だってことを忘れてないかい?
「彼が家族を優先するのが許せない」というお悩みをとてもよくお聞きします。
しかし、よくよく考えると当たり前のことです。
彼が家族を優先したからといって、あなたを蔑ろにしていることにはなりません。
これこそ、奥さんと同じ土俵に立とうとしています。
奥さんと自分が同じ立ち位置にいると感じているから、奥さんを優先されると、「奥さんの方が大事なの?」と思ってしまうのです。
でも、彼には優先しているという意識はなく、家族での役割を淡々とこなしているだけかもしれません。
もし、優先している意識があったとしても、それがあなたを大切にしていないというわけではありません。
また、「家族の予定を優先してほしくない」ということは、敢えて厳しい言い方をするなら、天邪鬼な考え方です。
とはいえ、そう思う自分自身を否定する必要はありません。
自分が子供っぽい考え方になっているんだな、と認めることが大切です。
ものすごく極端な例えですが。
あなたの身内が危篤状態の時に、彼から「今すぐ会いに来てよ」と言われて、行きますか?
行けないと思います。
奥さんが彼に「子供のお風呂入れて欲しいから早く帰ってきて」と言うことと、自分の身内が危篤状態で一刻を争う状況を一緒にするな、と思われるかもしれません。
でも、求めていることは同じです。
「相手の立場や役割を無視しろ」と言っていることと同じだからです。
彼がずっと既婚者で、自分が不倫のままでいることを、受け入れなければいけないということではありません。
現状は、彼が結婚しているのだから、家族を優先しなければならない場面は必ずあります。
それを受け入れたうえでのお付き合いです。
決して我慢しろということではありません。
「今はそういうものだ」と、視野を広げる考え方を持ってみてください。
最後に
不倫恋愛で重要な4つのことをお話してきました。
①彼の理解者になろうとし過ぎていないか?
②自分の現実と彼の現実をごちゃ混ぜにしていないか?
③考えたら不快になることばかり考えていないか?
④彼が既婚者だってことを忘れていないか?
ぜひご自身の思考を振り返り、意識をしてみてください。