こんにちは!高野那々です。
今回テーマは、
【対人関係の悩みが解決しないときに注意すべきこと!】
というテーマでお届けして行きたいと思います。
人生の悩みは、対人関係がほとんど言っても過言ではありません。
この悩みがなかなか解決しない人が、何を意識すれば、他人とのコミュニケーションが円滑に行くのか。
それがわかります!
対人関係の悩みと言っても色々ありますよね?
男女関係、親子関係、それから会社での人間との関わり。
様々です。
その中で、どうして悩みが生じるのか。
それは、相手に対して期待をするとか、相手が自分の思い通りに行動してくれなかった。
自分の気持ちに答えてくれなかった。
そういうときに人は、失望したり、がっかりしたり、不安になったり、怒りを感じたりするわけですよね。
それが悩みの元になっているわけです。
じゃあ、対人関係でのストレスをあまり感じないとか、人間関係が円滑に行ってる人っていうのは、何が違うのかっていうことを今回お話ししたいと思います。
私が普段、お伝えしているメソッドというのは、
【他人に言いたいこと=自分に言いたいこと】
っていうものなんですね。
どういうことかと言いますと、他人の言動が気になるとき。
「これはちょっと直した方がいいんじゃないかな?」
と、思うときは、自分にも言えることだったりするんですよ。
で、このメソッドをご存知の方は、
「そっか、他人に言いたいことを自分に言えばいいんだな」
と思って、一生懸命自分に言うわけです。
例えば、道を歩いていてぶつかってきた人。
「何この人!すごいムカつくんだけど!」
って、思うとするじゃないですか?
で、ここで終わっては自分の修正にならないんですね。
いきなり、ぶつかってきた。
っていう一方的な被害者では状況は変わらないので、いきなりぶつかってくるということは、
「注意が散漫かもしれない。」
「もしかしたら私もそういうことあったのかな?」
と、自分に置き換えて考えてみるっていうことが、“自分に返す”っていうことになるんですね。
そういったときに、
「じゃあ、もうちょっと周りに気を配ろう」とか、
「注意をしよう」とか、
「慎重に行こう」とか、
そういうメッセージを自分に言ってあげるわけです。
そうすると、いきなりぶつかられるとか、ぶつかられて不快な思いをするって言う現実を作る可能性がどんどん減って行くわけなんですね。
なのでぜひ、
「この人、いやだなー」とか、
「ちょっと気になるなー」とか、
「ここを直せばいいんじゃないかな」
って言う人に出会ったら、
「そうか。これは私を変えるチャンスなんだ!」
と思って、受け取ってみていただきたいんです。
だけどここで落とし穴があるんですよー。
その相手に言いたいことを自分に言っても変わらないケースがあるんです。
「おかしいな。ちゃんと私は自分に返せてるのに、なぜなんだ?」
例えば、先ほどの例ともうひとつね、違う例を言います。
信号無視をしている人を街で見掛けましたと。
これは良くないんじゃないかと。
「私だったらしないのになー」って、思うんだけれども、ところがどっこい!
自分がめちゃめちゃ急いでいるとき。
「もう、会社に遅刻するー!あの横断歩道を走って渡って、そしたら駅にすぐ着いて、電車に乗り遅れないかもしれない!!」
っていうときにですよ、信号が赤でも、
「車いない、大丈夫!ヨシ!渡っちゃおう!!」
っていうときが、あるかもしれないですよね。
そういうときに、自分をどこかで、
「こういう場合はしょうがない!だって会社に遅れる方がいけないじゃない」
って思って、例外を作ってしまうと、信号無視をする人とかを見掛けたりとか、ルール違反の人を見掛けたりするわけなんですよね。
ということで、自分が例外を作って、
「こういうときはしょうがないよね。だって会社に行かなきゃいけないし。」
っていうふうになってしまうと、自分がそれを直そうと思ってもなかなか直らない、というわけなんです。
なので、例外を作らず、
「ダメなものはダメなんだ!!」
そして、自分に返したときに、ちょっと心の奥で、
「でも、しょうがないようねー、自分の場合は。」
ってなると、なかなかその人も変わらなかったりするので、これはですね、自分を変えたいとか、他人を変えたいっていうときは、まずそれを自分もやらないようにする、例外を作らないようにするっていうことを意識して修正してみていただきたいと思います。
これはね、本当に効果があるんです。
1ヶ月ないしは、2ヶ月3ヶ月って続けると、必ず自分が住みやすい、安心の世界を作ることができますので、ぜひやってみてください。
私も結構、この方法を使ってきました。
ということで、チャレンジしていただけたらなと思います。