こんにちは、高野那々です。
よく、「我慢せず、遠慮せず、自分の気持ちに素直になろう!」
と聞きませんか?
私も、そうした方がいいと思っていますし、クライアント様にもお伝えしています。
ただ、我慢をやめることと、自分本位に振る舞うことは、全然違います。
例えば、あなたの目の前に、アイスがあったとしますね。
あなたは、それを食べたいわけです。
だけど、あなたの彼、もしくは子供、友達が、アイスを食べたそうに見つめている。
ジ〜ッ。
ジ〜ッ。
ジ〜ッ。
あなたは、その時、何を思いますか?
自然と、「ま、そこまで食べたいわけじゃないから、あげるよー♪」と言えるなら、アイスを相手にあげることは、我慢ではありません。
一方で、「私だって食べたいけど、そうやって見つめられると圧を感じるし、嫌われたくないし、あとで恨まれたくないし…。あげるしかない」と、怖れからの行動は、結果的に我慢となります。
自分が自分で本当に「良き良き!」と思えているか?
ここを、しっかり見つめて欲しいのです。
もし、そう思えないとしても、いいんですよ。
だって、それがあなたの本音ですもの。
その時、自分本位な人は、アイスを一人で食べてしまいます。
自分さえ良ければいい、ということですね。
反対に、思いやりがある人は、「私も食べたいから、半分こしよっか!」と提案します。
こうすれば、自分も相手もアイスを口にできて、お互いにハッピーではないでしょうか?
ということで、
「我慢しない」と「自分さえ良ければいい」
を分けて考えるようにしてみてくださいませ〜。