こんにちは、高野那々です。
今回のテーマは「トラウマから解放!怒りの簡単手放し方」
というお話をさせていただきたいと思います。
カウンセラーの仕事をしていると、過去に感じた怒りにとらわれている方が少なくないなというのを、すごくお見受けするんですよね。
なので、今回は、過去にトラウマという名の傷を抱えているなと自覚がある方とか、なんかいつも私イライラしてるな、という方が、どうしたらそのトラウマと向き合って、解放できるのかということについてお話をさせていただきますので、この動画
を見終わる頃には、心が楽になって、生きやすさを感じられるようになっていくと思います。
ということで、ぜひ最後までご覧ください。
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怒りを手放す
日々、カウンセリングの現場にいると、すごく怒っているなとか、現在じゃなくて過去の恨みを手放せなくて、すごく生きづらさを抱えている方が少なくないんですよね。
こういう怒りは、被害者意識と心理学用語で言うんですけれども。
被害者意識が多ければ多いほど、自己肯定感も低くなるし、人に対して否定的なものの見方をするようになって、人を責めたり、それから自分自身のことも責めてしまうようになってくる、というわけなんですよね。
じゃあ、こういう怒り、どうやって手放していったらいいかというと、普通に考えたら、その相手に謝ってもらったりとか、和解しないと解消できないと思いませんか?
でもね、実は、自己解決でその怒りって手放せるんですよ。
これめちゃくちゃ画期的な方法なんですよね。
じゃあどういう手法を使うかと言いますと、expressive writing。
英語は全然話せませんけど、そのテクニックが英語なので、expressive writingちょっと格好良く言ってみました。
これを筆記開示という手法なんですね。
要するに、筆記なので、紙に怒りを書き出すんですが、「あーまた那々さん同じこと言ってるよ。いつも動画で、怒りを紙に書き出すといいよねって言ってるよね」
なんだそれか、と思った方も多いと思うんですけれども。
ちゃんとこれ、科学的根拠があるということを、まず知っておいていただきたいんですよ。
書き出すときのポイントなんですけれども。
嫌な出来事、過去に体験した嫌な出来事、今現在でもいいですけれども。
その時に感じた感情を思い出して、紙に書き出す。
感情もしっかり書き出す。
なぜこれが怒りを手放すのに効果があるのかと言いますと、紙に書き出すと見える化しますよね。
見える化するということは、はっきりと認識できるので、脳みそは、それを忘れることができるという、そういう根拠があるんですよ。
脳の仕組みをしっかりと利用した、ベストな方法なんですよね。
なぜ書き出すのか
アメリカの心理学者が行った、シロクマの実験というのがあるんです。
これはですね、実験に参加した協力者の人を、3つのグループに分けて、シロクマの1日の様子をドキュメンタリーにした映像を見せたんですよ。
その映像を見せて、その後それぞれのグループに、三つ指示を出したんですね。
「Aグループは、シロクマのことを覚えておいてくださいね。」「Bグループは、シロクマのことを考えても考えなくてもいいです」「Cグループは、シロクマのことを絶対に考えないでください」と言ったんですよ。
これシロクマじゃなくてもいいと思うんですけれども。
要するに、「Aはシロクマのことを覚えておいてね」「Bはシロクマのことを考えても考えなくてもいいよ」と「Cはシロクマのことは絶対に考えないでください」という形で、異なる指示を出したわけですよ。
じゃあこの中で、最もハッキリと鮮明にシロクマの映像の内容を覚えていたのは、3つのグループのうちどのグループだと思いますか?
ちょっと考えてみてください。
♪ちゃいちゃいちゃいちゃシンキングタイム♪いいかがですか?はい!いかがでしょうか?考えてみましたか?
答えは、なんとシロクマのことを絶対に考えないでくださいと指示されていた、Cのグループだったんですよね。
これ、この実験を行った博士が、この実験結果を見て、人は何かを考えないようにすればするほど、努力するほど、かえって考えてしまう、離れられなくなってしまう、手放せなくなってしまうということがわかったと、それを論文にしたんですよね。
要するに、引き寄せの法則でもよく言われてるんですけど、私たちが忘れたいとか、こんな思い嫌だよ、こだわりたくないよと、意識すればするほど、忘れられない。
いつまでも手放せないということが起こってしまうわけなんですよね。
怒りからの解放
なので、親に対する怒りとか、恨みとか、それから過去上司に対して嫌なことを言われたとか、恋人に対して嫌なことを言われたという、怒りや悲しみというのは、手放したいと思えば思うほど、忘れたいと思えば思うほど、考えちゃいけないと思えば思うほど、手放せなくなるということなんですね。
だから、もうはっきりと紙に書きましょう。
そして書いて認識して、そうすると脳がそれをしっかりと手放せるという、脳の仕組みを最大限に活用してください。
これは、親御さんが他界してる場合でもできます。
なにも、親に直接話を聞かなくても、謝ってもらわなくたてもいいわけですよ。
そして、最終的に、自分にこう言ってあげてほしいんですよ。
「最終的にあなたが体験した嫌な出来事。いつまでも相手を恨むこれってさ、もうどうでもいいじゃん」と。
「今をどう生きるのかを選択するのは、自分だよね」と。
「あの人への怒りは手放して、自由に生きようよ」と自分に言ってあげてほしいんですよね。
本当の意味で、自由になってほしい。
嫌な出来事は、なかったことにするとかじゃないんですよ。
その嫌な出来事に、いつまでもとらわれている自分を、自分で自由に解放してあげるということが大事ですよね。
最後に
ということでですね、今定期的に行っている『セカンドから脱却講座』では、このようにいろんな修正方法とか思考の仕方を、徹底的にお伝えしてるんですね。
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ということで、あなたがトラウマから解放されて、生きやすく、楽になることを願っています。