こんにちは、高野那々です。
今日は、愛される現実が叶う、自己肯定感の上げ方についてお話ししていきたいと思います。
以前も何度か自己肯定感についてお話していますが、色々勉強して心理学の知識はあるけれど、なぜか自己肯定感がいつまでたっても上がらない。
そんな方でも、確実に、かつ簡単に自己肯定感を上げていく方法をお伝えしたいと思います。
自己肯定感とは?
自分を肯定する感覚
「あなたは、自分のこと愛してますか?」
こう聞かれて、あなたは答えに迷いますか?
それとも、即答でイエスかノーか答えますか?
「全然愛してません」「嫌いです」という答えが出てくるなら、自己肯定感が低いかもしれません。
よく間違われることですが、自信と自己肯定感は違います。
自信がある人でも、自己肯定感が低い人がいます。
この場合の自信は、他人と比べて自分が勝っているから、自分の方ができてるから、自信が持てている状態です。
しかし、自分より上だと思う他人が現れると、たちまち自信をなくし、気持ちも下がってしまうのです。
本当の自己肯定感とは、他人にたとえ負けようとも、自分を否定したり、恥ずかしいとは思いません。
「また頑張ればいい」「次は結果を出そう」など、前向きに考え、乗り越えることができる人は、自己肯定感が高いといえます。
なぜ自己肯定感が低くなるのか?
代表的な原因として
・親から否定された経験がある
・(自分の記憶の中では)褒められたことがない
・自分の気持ちを素直に言えない環境だった
・誰かと比較されたことがある
兄弟がいると、家庭内で比べられる確率が高くなります。
そうすると、ありのままを認められていないと感じ、自己肯定感が上がらないということがあります。
要するに、ありのままの自分を認めてもらえた、受け入れてもらえたという感覚や経験が乏しいと、自己肯定感が低くなるということなのです。
自己肯定感が低いとどうなる?
・相手の顔色をうかがようになる
・人から褒められても素直に受け取れない
・自分の気持ちを我慢しがちになる
・人を見下すようになる
自分のことを認められていない人は、他人のことも認めることができなくなります。
他人の嫌なところが目についてしまいます。
それは、自分が自分を認めていないからなのです。
自己肯定感が高いとどうなる?
・他人に振り回されない
・失敗しても前向きに考えられる
・自分の考えを相手に話すことができる
・人間関係において適度な距離感を保てる
自己肯定感を高めるには?
簡単でやりやすく、確実に上がる方法をお伝えしますが、あまり自己肯定感をあげるというところに、フォーカスしないようにしましょう。
ずっと高い状態でいなくてはいけないわけではありません。
自己肯定感というものは、上がったり下がったりするものです。
だから、上げ続けるということよりも、大きく下がらないような考え方を身につけるといいと思います。
登山を始める時に、いきなり最初から富士山の頂上を目指すことはしません。
それと同様に、最初は高くするという感覚を持たず、大きく下がらないようにする、というところに意識を向けましょう。
それではここから具体的に、自己肯定感が確実に自然と上がっていく、2つステップをご紹介いたします。
ステップ1
自分が日々感じた気持ちに、「そんなこと思っちゃダメでしょ」「なんで私はこんな感情になるんだろう」「だから私はダメなんだ」という
否定のラベルを貼らない意識を持つ
ようにしましょう。
その代わりに「マル○」のラベルをつけてあげます。
ここは、淡々とで構いません。
「○」をつけるイメージをしてください。
例:
誰かに対して、ムカつく!と思ったら、
「そんなこと思っちゃダメだよね」「また私の被害者意識じゃん」と自分を責めるのではなく、
「そう思ったんだ」と「○」をつけます。
ここに感情の移入は必要ありません。
「○」のラベルをつける=自分を受け入れる行為
だから、まずはこれを習慣化させます。
ステップ2
「○」のラベルをつけることが、習慣化されてきたと感じたら
自分を褒める
「今日もいい感じじゃん」
「今日も軽快に歩けてるじゃん」
など、何でも構いません。
ポイント:
人と比べて自分を褒めるのではなく、あくまで自己完結です。
他人をあなたの心のスペースに入れないでください。
最後に
確実に、かつ簡単に自己肯定感を上げていく方法について、お伝えしてきました。
失敗してもそれを受け流すスキルを身に着けることによって、あなたは徐々に生きやすくなります。
生きづらさを解消する、一番の近道なのです。
そして、今日一番伝えたい言葉のお守り。
それは、
【こだわらない】
です。
失敗してもこだわらない。
人と比べることにこだわらない。
ぜひ毎日意識してみてください。