「心の居場所がない」「誰かに頼りたいけど迷惑をかけたくない」そんな気持ちを抱えているあなたへ。私は14歳で家出、薬物依存、DVなど、壮絶な経験をしてきた心理カウンセラーの高野那々です。15年以上のカウンセリング経験と8,000人以上の女性との関わりから、私が確信を持ってお伝えできるのは、「自分自身が変われば、相手も変わり、見える世界も変わってくる」ということ。このブログでは、私自身が実践し、多くのクライアントさんの人生を変えてきた具体的な7つの方法をお伝えします。今、不安や孤独を感じているあなたも、必ず変われます。なぜなら、その気持ちに気づけているということは、すでにあなたが変化への一歩を踏み出している証だからです。あなたの中に眠っている「幸せになる力」を、一緒に見つけていきましょう。
1. はじめに:安心感を求める気持ちは自然なこと
「最近なんだか心が休まらないな…」
「誰かに頼りたいけど、迷惑かけたくないし…」
「私って一人ぼっちなのかな…」
こんな風に感じることって、みなさんありますよね。私も以前は同じように悩んでいました。
実は、安心感を求める気持ちは、人間が生きていく上で最も基本的な欲求の一つなんです。赤ちゃんが母親にぴったりとくっついて安心するように、大人になっても私たちには安全な避難所が必要なんです。
なぜ今、多くの女性が安心感を求めているの?
現代を生きる私たち、特に働く女性は、毎日のようにいろんなプレッシャーにさらされています。
- 仕事での期待に応えないと
- SNSの目も気になる
- 周りと比べて焦ってしまう
- 恋愛も結婚も上手くいってる?
こういったストレスを抱えながら「私だけがこんなに不安なんだ」と思い込んでしまう人が多いんです。
私自身の経験から
14歳で家出をし、15歳で妊娠、薬物依存、そしてDVなど、壮絶な経験をしてきた私だからこそ、心の安全基地がないことがどれだけ辛いことか、身にしみてわかります。
でも、そんな私でも変われたんです。自分の中に安心できる場所を作ることができたんです。今では6人の子どもたちに恵まれ、毎日を幸せに過ごしています。
あなたは一人じゃありません
「私なんて…」
「このまま誰にも理解されないんじゃ…」
そんな不安な気持ち、とてもよくわかります。でも、それは決して特別なことじゃないんです。むしろ、そういった気持ちに気づけているあなたは、すでに自分と向き合う準備ができているといえます。
私たちは誰しも、安心できる場所と、ありのままの自分でいられる関係を求めています。それは決して甘えでも、弱さでもありません。むしろ、とても自然で健康的な欲求なんです。
この記事では、私自身の経験と、心理カウンセラーとしての専門知識を活かして、あなたが本当の安心感を見つけるためのヒントをお伝えしていきます。
自分の中に、確かな安心感を育てていく方法。
一緒に見つけていきましょう。
2. 安心感とは何か?その重要性を理解する
安心感って、具体的にどんな感覚?
安心感って、なんだかふわっとしていてつかみどころがない言葉ですよね。でも、実は私たちの心と体に深く関係している大切なものなんです。
安心感とは、「今ここにいる自分は大丈夫」と感じられる状態のこと。例えるなら、雨の日に温かい部屋で毛布にくるまっているような、そんな心地よさです。
具体的には:
- 体の緊張がほぐれている状態
- 深い呼吸ができている
- 「私はここにいていいんだ」と感じられる
- 周りを警戒する必要がない
- 自分のペースで物事を進められる
なぜ私たちは安心感を必要とするの?
赤ちゃんの頃を思い出してください。私たちは母親や周りの大人に守られて育ちました。この経験が、人生の土台となる基本的な安心感を作っているんです。
でも大人になると、なんだか急に「一人で頑張らないと」って思いがちです。特に私たち女性は。
実は、これは大きな勘違い。心の健康のために、安心感は空気や水と同じくらい大切なんです。
安心感が足りないとどうなるの?
安心感が不足すると、こんな症状が出てきがちです:
- 身体面での影響
- 肩こりがひどくなる
- 胃が痛くなりやすい
- 眠れない日が増える
- 心への影響
- ちょっとしたことで不安になる
- 人間関係で過敏になる
- 自分を責めがち
私も以前は、安心感が足りない状態で必死に生きていました。その結果、薬物依存や過食、拒食など、様々な問題を抱えることになってしまったんです。
「居場所」の大切さについて
人は誰でも、自分の「居場所」を必要としています。居場所というのは、必ずしも物理的な場所だけを指すわけではありません。
居場所があるというのは:
- 自分らしくいられる
- 失敗しても受け入れてもらえる
- 誰かと繋がっている実感がある
- ありのままでOKと感じられる
こういった感覚のことなんです。
私の経験から学んだこと
14歳で家を出た私は、長い間「居場所」を求めてさまよい続けました。でも今は分かります。本当の居場所は、他人が与えてくれるものではなく、自分の中に作っていくものなんだということを。
みなさんも、きっと「居場所がない」と感じることがあるかもしれません。でも、それは決して異常なことではありません。むしろ、そう感じられること自体が、自分の心に正直になれているサインかもしれないんです。
大切なのは、この気づきを無視せず、どうすれば自分の中に安心できる場所を作れるのか、一緒に考えていくこと。
3. 心の居場所がないと感じる理由とその影響
「居場所がない」って、どんな感覚?
「会社でも家でも、どこか場違いな感じがする…」
「誰かといても、心のどこかで寂しさを感じる…」
「自分をわかってくれる人がいない気がする…」
こんな気持ち、最近感じることが増えていませんか?
実は、これはとても一般的な感覚なんです。特に、以下のような状況にいる人は要注意です:
- 仕事と家庭の間で板挟みになっている
- 周りと比べて焦りを感じている
- SNSで他人の幸せそうな投稿を見て落ち込む
- 本音で話せる友達がいない
なぜ現代の女性は孤独を感じやすいの?
現代社会は、皮肉なことにSNSで繋がれば繋がるほど、心は孤独になりやすいんです。
その理由として:
- 表面的な付き合いが増えている
- 完璧を求められすぎる
- 自分の感情を見せることを躊躇してしまう
- 忙しすぎて深い関係を築く時間がない
人間関係の疲れは自己肯定感を下げる?
私のクライアントさんで、人間関係に疲れて自分を見失っている状態の方をよく見かけます。
例えば:
- 相手の機嫌を伺いすぎて疲れ果てる
- 自分の意見が言えない
- 「NO」と言えない
- 人に嫌われることを極端に恐れる
こういった状態が続くと、徐々に自己肯定感が低下していきます。そして、自己肯定感が下がると、さらに人間関係が難しくなるという悪循環に陥りやすいんです。
「いいね」依存から自己受容へ
私たちの多くは、他人からの承認を求めすぎています。SNSの「いいね」に一喜一憂したり、誰かに認められないと不安になったり…。
でも、これって実は逆効果。本当の安心感は、他人からではなく、自分自身との関係から生まれるんです。
私自身、かつては他人の評価に振り回されていました。でも、気づいたんです。
大切なのは、完璧な自分になることじゃない。 ありのままの自分を受け入れること。
それは例えば:
- 失敗してもOKと思えること
- 自分の気持ちに正直になれること
- 弱さも含めて自分を認められること
変化のきっかけは小さな気づきから
私が14歳で家出をしたとき、本当の居場所を求めて必死でした。でも、結局見つけたのは、自分の中にある安全な場所だったんです。
あなたも今、居場所がないと感じているかもしれません。でも、それは変えられます。
むしろ、今その寂しさや不安を感じられているということは、あなたが自分の心に正直になれている証なんです。
4. 安心感を得る具体的な7つの方法
1. 自己肯定感を高めるワーク
まずは、自分と仲良くなるところから始めましょう。毎日たった5分でもできる、簡単なワークをご紹介します。
今すぐ始められる自己肯定感アップのワーク:
- その日の「できた」を3つ書き出す
- 小さな成功でもOK(例:朝ごはんを食べた、メールの返信ができた)
- 「〇〇できなかった」を「〇〇にチャレンジした」に言い換える
私も実践していたのは、毎晩寝る前に「今日の私、よく頑張ったな」と自分を褒めること。最初は恥ずかしかったけど、続けているうちに自然になりました。
2. 心の拠り所を作る実践的なステップ
心の拠り所は、外に求めるだけでなく、自分の中にも作ることができます。
具体的な作り方:
- 自分だけの「ほっとする場所」を決める
- お気に入りのカフェでも、公園のベンチでもOK
- 「私の安全リスト」を作る
- 気分が落ち着く音楽
- 好きな香り
- 心地よい触感のもの
- 1日5分でも良いから、自分時間を確保する
3. 精神的に強くなるためのトレーニング
強くなるって、どういうこと?それは、しなやかさを身につけることです。
日常生活でできる心の筋トレ:
- 朝一番に深呼吸を3回する
- 「これも経験」と捉え直す習慣をつける
- 自分の気持ちを「今〇〇を感じている」と観察する
- 完璧を求めすぎない
4. 信頼関係の築き方
人との関係は、一気に深めようとせず、少しずつ。
健全な人間関係を築くポイント:
- まずは自分を大切にする
- 無理なYESはしない
- 相手に期待しすぎない
- 境界線を意識する
5. ストレス解消法と自己ケア
ストレスと上手に付き合う方法:
- 自分に合ったリラックス方法を見つける
- 入浴
- 散歩
- 趣味の時間
- 体を動かす
- 十分な睡眠をとる
6. 愛着の形成と修復
過去の傷つき体験があっても、必ず修復は可能です。
安全な愛着を育てるステップ:
- 自分の感情に気づく
- 感情を否定しない
- 小さな約束を自分と交わし、守る
- 自分を労わる時間を作る
7. 自己受容を深める方法
これが最も大切なポイントです。
自己受容を深めるための実践:
- 「こうあるべき」から卒業する
- 自分の気持ちを日記に書く
- 「完璧な私」を手放す
- 「今の私」に「お疲れさま」と声をかける
大切なのは継続すること
私の経験から言えるのは、一番効果的なのは、小さなことを続けること。
今回紹介した方法の中から、「これなら続けられそう!」と思えるものを1つか2つ選んで、まずは試してみてください。
すぐに劇的な変化は起きないかもしれません。でも、続けることで必ず変化は訪れます。私がそうだったように。
5. 孤独を克服し、本当の自分を取り戻すためには
孤独は誰もが経験する自然な感情
「私だけが孤独なんだ…」
そう思っているあなた。実は、孤独を感じることは、自分の心に正直になれている証なんです。
私も14歳で家を出たとき、この上ない孤独を感じました。でも今は分かります。その経験が、今の私を作ってくれたということを。
孤独から抜け出すための具体的な一歩
まずは、自分の孤独と向き合うことから:
- 孤独を感じる瞬間を記録してみる
- その時の状況や感情を観察する
- 「孤独だから私はダメ」ではなく、「今、孤独を感じている」と捉え直す
本当の自分を見つめ直すワーク
私たちは、周りの期待に応えようとするあまり、本当の自分を見失いがちです。
自分を知るためのチェックポイント:
- 子供の頃、何に夢中になっていた?
- 誰の目も気にせず過ごせるなら、何をしたい?
- エネルギーが湧いてくる活動は?
- 心からホッとする瞬間は?
温かい人間関係づくりのポイント
良好な人間関係は、なかなかすぐには築けません。でも、小さな一歩を積み重ねることで、必ず変化は起きます。
実践できるコツ:
- まずは「おはよう」から始める
- 相手の話を否定せずに聴く
- 自分の感情を少しずつ開示していく
- 完璧な関係を求めすぎない
心と体のリラックスが大切
私が薬物依存から抜け出せたのは、自分なりのリラックス方法を見つけられたからです。
日常的にできるリラックス法:
- 深呼吸の習慣化
- 朝起きたとき
- 食事の前
- 寝る前
- 五感を使ったリラックス
- 好きな香りを嗅ぐ
- 心地よい音楽を聴く
- 温かい飲み物を飲む
- 体を緩める習慣
- 肩の力を抜く
- 顔の筋肉をほぐす
- 手足を軽く振る
自分を癒すための時間の作り方
「忙しくて時間がない」
そう思っているあなたへ。たった5分でも、自分を大切にする時間は作れます。
具体的な方法:
- 通勤電車での「ぼーっとする」時間
- お気に入りの曲を1曲聴く
- 窓の外を眺める
- お気に入りのハンドクリームを塗る
一人の時間の過ごし方
孤独と一人の時間は違います。一人の時間を味方につければ、それは大きな癒しになります。
一人時間の過ごし方:
- 好きな本を読む
- 日記を書く
- ストレッチをする
- 何もしないことを楽しむ
変化は必ず起きる
私は、様々な依存症や自殺未遂など、どん底を経験しました。でも、自分を理解し、受け入れることで、少しずつ変われたんです。
今、あなたが感じている孤独や不安は、決して永遠ではありません。むしろ、それは新しい自分に出会うためのチャンスかもしれません。
6. 心の居場所を見つけ、作るための実践ステップ
まずは自分の「安全基地」を作ろう
心の居場所づくりで一番大切なのは、自分にとって安全で心地よい環境を整えること。これは物理的な場所だけでなく、心の状態も含みます。
具体的な環境づくりのステップ:
- 自分の部屋の一角に「ほっとコーナー」を作る
- 好きな写真を飾る
- お気に入りのクッションを置く
- 心地よい照明を選ぶ
- 心が落ち着く場所をリストアップする
- カフェ
- 図書館
- 公園
- 自分を守るための「セーフティプラン」を作る
- 気分が落ち込んだときの対処法
- SOS連絡先リスト
- 自分を励ますメッセージ
信頼関係を育てるための小さな一歩
私も経験したのですが、信頼はすぐには築けません。でも、小さな一歩を重ねることで、必ず築けるんです。
信頼関係を築くためのポイント:
- 自分を大切にすることから始める
- 無理なYESを控える
- 自分の気持ちに正直になる
- 境界線を意識する
- 相手との関係を少しずつ深める
- 小さな約束を守る
- できることから協力する
- 感謝の気持ちを伝える
絆を深めるコミュニケーションの方法
本当の絆は、お互いを理解し合おうとする気持ちから生まれます。
実践できるコミュニケーション術:
- 「私メッセージ」を使う
- 「あなたが悪い」→「私は悲しかった」
- 「どうしてできないの」→「私にはどうしたらいいか分からない」
- 相手の話を「聴く」練習
- 判断を保留する
- うなずきや相づちを意識する
- 質問をして理解を深める
- 自分の気持ちを少しずつ開示する
- 今の気分を伝える
- 感謝の気持ちを表現する
- 困ったときは助けを求める
自分らしく過ごせる場所の見つけ方
自分らしく過ごせる場所というのは、必ずしも物理的な場所だけを指すわけではありません。
自分らしい居場所を作るためのヒント:
- 心が落ち着く活動を見つける
- 創作活動
- 運動
- 趣味の時間
- 自分のペースを大切にする
- 無理なスケジュールを入れない
- 休憩時間を確保する
- 「NO」と言える勇気を持つ
- オンラインでの居場所も活用する
- 共通の興味を持つ人とのコミュニティ
- オンラインサロン
- 趣味のグループ
忘れないでほしいこと
私は、家出をした後、様々な場所を転々としました。でも、最終的に気づいたのは、本当の居場所は、自分の心の中にあるということ。
それは、
- 自分を受け入れられる場所
- ありのままでいられる場所
- 休んでもいい場所
- また頑張ろうと思える場所
なんです。
7. まとめ:幸せと充足感のある人生へ
ここまでたくさんの方法やヒントをご紹介してきました。最後に、あなたの新しい一歩を応援する具体的なプランをお伝えします。
明日からできる!7日間チャレンジプラン
1日目:自分を知る日
- 朝5分、鏡を見ながら「おはよう」
- 今の自分の気持ちをメモする
- 寝る前に「今日の私、よく頑張ったね」
2日目:心の環境を整える日
- 部屋の片隅に「ほっとスペース」を作る
- 心地よい香りや音楽を用意する
- 気持ちが落ち着く場所をリストアップ
3日目:体と心をリラックスさせる日
- 深呼吸を3回する習慣を始める
- 肩の力を抜く時間を作る
- ゆっくりお茶を飲む時間を持つ
4日目:自分を大切にする日
- 「NO」が言えそうな小さなことで練習
- 自分への「ご褒美」を決める
- 頑張りすぎない範囲を決める
5日目:人との関係を見直す日
- 感謝の気持ちを誰かに伝える
- 心配事を誰かに話してみる
- 「私は」を主語にして気持ちを表現
6日目:新しい自分を見つける日
- やってみたかったことをリストアップ
- 小さな目標を立てる
- 未来の自分へ手紙を書く
7日目:振り返りと次のステップの日
- 6日間で変化したことをメモ
- うまくいったことを確認
- 次の週の小さな目標を立てる
継続するコツ
大切なのは、完璧を目指さないこと。私も最初は全然うまくいきませんでした。でも、少しずつ積み重ねることで、確実に変化は訪れます。
継続のためのポイント:
- 小さな成功を喜ぶ
- 「できなかった」を責めない
- 無理のない範囲で進める
- 定期的に振り返る時間を持つ
あなたへのメッセージ
私は14歳で家出をし、薬物依存、アルコール依存、DVなど、想像もできないような経験をしてきました。でも、そんな私でも変われたんです。
今、あなたが感じている不安や寂しさは、決して異常なことではありません。むしろ、その気持ちに気づけているということは、あなたが既に変化への第一歩を踏み出している証なんです。
完璧な人生なんてありません。大切なのは、
- 自分のペースを守ること
- 小さな変化を認めること
- 自分を信じ続けること
これからの道のりは、きっと簡単ではないかもしれません。でも、あなたは一人じゃない。私も、同じように悩み、苦しみ、そして少しずつ前に進んできました。
今の私は、6人の子どもに恵まれ、最愛の人と幸せな毎日を送っています。あの頃の私には、想像もできなかった人生です。
あなたの中にも、必ず「幸せになる力」が眠っている。その力を信じて、一緒に一歩ずつ前に進んでいきましょう。