こんにちは、高野那々です。
今回のテーマは「自爆癖がどうしても治らない!そんな時の改善方法」
というお話をさせていただきたいと思います。
カウンセリングをしている中で
「自爆癖が治らないんです。どうしても彼に感情的になってしまうんです。要求ばっかりになってしまうんです。那々さん、どうしたらいいでしょうか?」というご相談を数多くいただいています。
私もけっこう感情的なタイプなので、お気持ちわかるんですよね。
なのでこの動画を、最後までご覧いただくと、感情のコントロールのコツであったりとか、自爆をせずに彼と仲良くいられる方法が分かりますので、ぜひご覧いただき、実践してみていただきたいと思います。
感情的か我慢するタイプか
これを見てくださっているあなたは、自分で自分のことを感情的なタイプだと思いますか?
それとも反対でしょうか?
結構我慢してる方が多いなぁという方も、いらっしゃるんじゃないかなと思います。
これにどちらもいいとか悪いとかという問題じゃないんです。
正直言って、どちらも苦しいと思います。
感情的な方というのは、頭では彼にぶつけない方がいいとわかっていても、どうしてもやってしまう。
そして我慢ばっかりしてる方というのは、そのうち麻痺をしてしまって、自分が我慢している感覚もないんですよね。
言いたいことを言えないとか、ちょっと嫌だなあと思っても、相手に合わせたほうがうまくいくと思って、その場しのぎで yes と言いてしまうとか。
でも後でストレスがたまって、いつの日か、もうそれが我慢できなくなって爆発してしまう。
そういう時に始めて、「あー私普段から怒りためてたんだなぁ。だから爆発したんだな」ということがわかったり。
これは、外に出せたからまだいいんですけど、それでもずーっとずーっと出せないでいると、今度その怒りを出そうとして、わざわざ自分を怒らせてくる存在っていうのが、ポンポンと現実に現れるんですね。
「なんで私、攻撃ばっかりされるんだろう?なんで私いじめられるんだろう?無視されるんだう?」みたいに、それは、自分の中の潜在的な怒りに気づきましょうね、というサインなので、ぜひそういうことが起こっている方というのは、無視をしないで、しっかりと向き合ってみていただきたいなと思います。
なんでもメッセージですよ、起こる出来事っていうのは。
だからどんなメッセージが含まれているのかなーって考えることでも客観的になれるので、ぜひそこ
を試してみていただきたいなと思います。
自分を再教育する
それでお話を戻します。
なぜ自爆癖が治らないのか、感情的になってしまうのか。
今回は、私は感情的です!というタイプの方に向けたお話になります。
先ほどもお話ししましたように、私はもともと感情的なタイプだったので、恋人に対して怒りをぶつけたり、手が出たこともあります。
気に入らないと殴る!
でもしっかりそれが返って来て、相手からも殴られるし、ということもありました。
そんな恋愛をしていると、自分自身が疲弊してくるんですよ。
ちっとも楽しくない。
私は心理学の勉強していくうちに、自爆癖が治らない、感情的になるのが治らないというのは、もう自分がそのやり方しか知らないんだな、ということがわかったわけです。
要はこどもの頃とか、小さかった時の対人関係の築き方として、相手に対して、拗ねたり、気持ちをぶつけたりしてうまくいった経験が、少なからずあるとことなんです。
例えば、親に対してわがままし放題で、感情的になって、癇癪を起こしたら、親が何とかその気持ちをわかってくれて、自分の望みがかなったとか。
そういう体験を少なからずしてきた。
だから恋人に対してもやってしまうんです。
これは、自分が悪いとかいうわけではなくて、そのやり方の選択肢しかないんです。
それしかないという状態。
人間て、選択肢が無い時というのは=視野が狭い時ですから、もうそればっかりやるんですね。
頭では、自分が苦しくなるし、相手も傷つけると、わかってるんだけどやめられない。
だから私たちは、自分を再教育する必要があるんですね。
それを思考の修正と、言ってるんですけれども。
怒りをしっかりと吐き出す
とにかく相手に求めてばっかりいると、足りない!足りない!足りない!という現実になっていくわけです。
矛盾してますよね、求めるから足りないと感じてしまう。
だけど求めるのを、少しずつやめていくと、実は、自分の中から満たされる思いが湧き上がってくるという仕組みなんです。
だからまずは、自分でその感情にスイッチが入ったときに、彼にぶつけるんじゃなくて、「私は今までぶつけるやり方しかしてこなかったから、今彼にぶつけようとしてるんだね」と。
でももちろん、怒りがものすっごく湧き上がっている時というのは、そこまで冷静になれないので、彼と会っていない時間に、それをやっていただきたいです。
「私はぶつける癖がある。でもこれを癖だから治るし、今まではそのやり方しか知らなかったから、
これから私は、自分に新しいやり方を授けます」と。
それは自分で自分の心の声を聞いて、怒りをしっかりと自分の中で吐き出して、「彼にぶつけても、お互い幸せになれないよね。お互い楽しい時間を過ごせないよね。だからそのやり方は間違っているから、やめようね」という形で、自分に再教育を施していく、というやり方です。
そうすると最初は、「えーだってだって!」という声がわいてくるかもしれません。
だけどそれを続けていくうちに、だんだん「そうだよね?やっぱりこのやり方って適切じゃないよね」という形で、自分の中のもう一人の感情的な自分も分かってきますから、教育っていうのはもう根気よくやることですよね。
最後に
まずは育自という言葉がありですけれども、自分を育てるという感覚で、彼と仲良く過ごせるためにも、是非やってみていただきたいなと思います。
ですが前からお伝えしているように、彼から愛されるためにやるというよりも、自分が自分の人生を楽しく生きられるようにやるというのが、一番効果的で続きやすいので、是非その意識で自分の再教育をやってみてください。
そうすると、自爆癖も治ってくるし、感情のコントロールしなきゃ!と、意気込まなくても、自然と
できるようになっていきます。
私もこれで克服してきましたし、ほかのクライアントさんも、徐々に感情的な自分が治って、バランスの良い性格になれたというお声を、たくさん頂いてますので、ぜひやってみていただきたいなと思います。