こんにちは、高野那々です。
今回のテーマは
「愛されていることに、自信が持てないという方へ」
というお話しをしていきたいと思います。
恋愛が上手くいかない方というのは、彼からの愛を受け取れない。
そもそも自分が愛されているかどうか自信が持てない。
というお悩みを抱えているケースが非常に多いです。
では、そういうお悩みに対して、どのようにアプローチしていったらいいのか。
「私は彼から愛されてるか、自信が持てません」という方、必見でございます!
恐れ
まず、なぜ信じられないのか、ということを考えてみましょう。
それは、色々な要因があるのですが、今回は大きな要因の一つをご紹介します。
何かといいますと。
「相手を信じて、裏切られてしまうのが怖い」という考え方です。
信じたら負け。
信じて裏切られたら、自分が傷つく、悲しい思いをする。
だから、最初から疑ってかかる。
こういう心理状態なのです。
裏切られたくないというのは、恐れです。
なぜこのような感情を抱えたのかというと
実は、子どもの頃などに、自分が信じていた人に裏切られてしまったという経験をしているケースが多いです。
たとえば、小学校低学年の時に、同じクラスの女の子と喧嘩をしてしまい、色々悪口を言われてしまった。
それをお母さんに、「こんなことがあったんだ。悲しいよ」と話したら、お母さんから「あなたも悪いところがあったんじゃないの?」と、何の気なしに言われてしまった。
その時、子どもの頃の自分は、すごくショックですよね?
大人になれば、お母さんのその時の意図はわかるのですが、でも、子ども心に傷つきます。
そうなると、お母さんは、私が嫌だったことを話しても、受け入れてくれない。理解してくれない。裏切られた!と、深く深く傷つきます。
この傷付いた気持ちを抱えたまま、大人になって恋愛したり、色々な人間関係を築いて行くと、信じたら裏切られるという、フィルターを通して、世界を見ることになります。
そうすると、いざ信じようとしたり、相手から色々な、「好きだよ、大切に思ってるよ」と、言ってもらえたとしても、「本当なの?今だけじゃないの?」と、疑ってかかってしまうのです。
これは、非常に苦しいです。
なぜなら、ご本人は相手のことが大好きだから、信じたい。
信じたら、きっと愛し愛されて、上手くいく関係がずっと続くと、頭では分かっているけれど、信じてしまっては怖い。というバイアスがかかるのです。
自分を許す
では、どうしたらいいか。
まず、恐れている自分を、きちんとしっかり、受け止めましょう。
これが、一番重要なアプローチ方法です。
自分で自分のことを否定しているから、相手のことを信じられなくなってしまいます。
ですから、こんな言葉を自分に言ってあげてください。
「私は、恐れている自分を受け入れます。恐れの感情は悪い感情じゃないです。私に大切なことを教えてくれています。私は恐れている自分を許します。」
こんな言葉を、数ヶ月間、唱えてみてください。
そうすることによって、少しずつ、恐れというフィルターを通して世界を見るということが、減っていきます。
そうなってきた時、今度は、安心感を持っている自分をイメージします。
もし、恐れがなくなって、いろんなことにチャレンジできるようになったり、前に進めたり、信頼関係を築けるようになったら、ホッとしているだろうな、という自分を想像します。
多くの方は、信じられるようになりたいな、怖さをなくしたいな。このように、「無くしたいな。こうなったらいいな。」ということにフォーカスしますが、いざ、実際に、それを受け取った時の自分に、フォーカスしていないことが多いです。
ですから、自分がホッとしているイメージ、安心感を持てているイメージというのを、プラスしてやってみてください。
最後に
そうすることによって、あなたは、恐れではなく、愛で世界を見ることができるようになっていきますので、ぜひ、やってみてください。