こんにちは、高野那々です。
今回は、恋愛における執着を手放す方法について、お話しいたします。
ご存知でしょうか?
実は恋愛は、執着を手放せば手放すほど、成就しやすくなります。
今回は、執着とはいったい何なのか。
そして、なぜ執着心があると成就しにくいのか。
このような点について、具体的に解説していきたいと思います。
執着を手放す方法もお話ししますので、ぜひ取り入れてください。
あなたの幸福度も、成就の確率も、確実にアップします!
実際に執着を手放し、訳あり恋愛の彼と成就した方の事例もご紹介しますので、最後までお楽しみください。
執着と向上心
恋愛における「執着」とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?
簡単に表すと、執着は、不安や怖れが根底にある、囚われの気持ちです。
でも、例えば「私は○○を手に入れたい!」と強く望んでいる場合も、執着になるのでしょうか?
それとも向上心や、諦めない強い意志の表れなのでしょうか。
この2つには明確な違いがあります。
それは、「自分が苦しいか、苦しくないか」ということです。
人が何かに執着しているときというのは、苦しくなります。
「何が何でも訳あり恋愛の彼と結婚したい!」
「彼と絶対に別れたくない!」
このように思っている時、あなたはどのような気持ちでいると思いますか?
気持ちに余裕がなく、辛そうだと思いませんか?
一方で、向上心や諦めない強い意志を持っている時というのは、チャレンジしているというワクワク感や、叶った時のことを想像して高揚感を感じたり。
基本にあるのが前向きな感情です。
不安や怖れとは全く違います。
自分が何かを手に入れたい!と思った時に、自分が苦しいか苦しくないかというところで、その思いが執着なのか、前向きな願い方なのかを、判断するようにしてみてください。
執着があると成就しないわけ
以前、オンラインサロンのメンバー様と、こんなお話をしていました。
「彼とのデート、しょっちゅうドタキャンされるんです」
「彼とデートする日の当日まで、どんな気持ちでいましたか?」
「会いたい気持ちが強すぎて、『今回も会えないことになってしまったらどうしよう』って考えてました」
要するに、彼とのデートを楽しみにしている気持ちよりも、「会えなかったらどうしよう」という不安な気持ちが勝っていたのです。
だから、不安が現実になってしまった。
このような仕組みです。
成就の場合も同じです。
「何が何でも訳あり恋愛の彼と結婚したい!」と考えている時は、同時に「結婚できなかったらどうしよう」という不安も持っています。
だから、成就とは逆の方向に行ってしまう、ということなのです。
不安になっている時というのは、気持ちが重く感じます。
そうすると、現実が動きにくくなってしまいます。
現実を作るのは、あなたの感情ですから、重たいエネルギーでいると、それが重石になって、現実が停滞するというわけなのです。
訳あり恋愛から成就した方は、
「彼のことは大好きで彼と一緒になれたら最高なことには違いない!でも私は私自身を幸せにするし、何が起きても私は大丈夫」
こんな軸を持っています。
もちろん最初からではありません。
成就された皆さんが、これからお話しする「執着を手放す方法」を実践していった結果、徐々にマインドが変わってきたのです。
必ず、あなたにもできます!
執着を手放す方法①
その①「欲しいものは自分で手に入れると決める」
実は執着心と、常に共にある感情があります。
それは、「依存心」です。
子供の頃、親に依存気味だった方は
「母親は私の話を聞いてくれなかった」
「父親に甘えさせてもらえなかった」
このような、親に対する被害者意識を持っています。
こういった依存心から来る、親に対する満たされなかった思いが執着心となって、彼にも執着してしまう、というわけなのです
この執着を手放すには、自分の望みを親に叶えてもらう、というスタンスから卒業しましょう。
具体的には、自分にこう言ってあげてください。
「あなたは、自分の望みを親に叶えてもらえて当たり前だと勘違いしていたんだね
それではいつまでも他人の力がないと生きていけない、不自由な人生のままだよ
そんなのしんどいよね 本当は、あなたには、自分で自分の望みを叶える力があるんだよ
私は、そのことを知っているよ だからその力を思い出しなさい!あなたにならできる!」
このように、自分を励ましてあげてください。
執着を手放す方法②
その②「執着していた自分を過去にする」
これは言葉の通り、「私、昔は執着してたな~」と、まるで過去のことのように言う、という方法です。
過去形にすると、「今は違う」ということになるので、どんどんあなたの中で「自分は執着を手放せた人」という、セルフイメージが出来上がっていきます。
人は、自分が普段からよく使う言葉に影響を受けますので、ぜひ試してみてください。
執着を手放す方法③
その③「執着を手放すことのメリットを書き出す」
なかなか執着を手放せない理由として、「そこにメリットを感じているから」ということが言えます。
執着することで得られるもの、メリットは何だと思いますか?
例えば先ほど、親への依存心と執着心はセットだというお話をしました。
依存するということも、一見、楽だと感じられるというメリットになります。
他にも、
・執着することで相手が離れていかない気がする
・執着することで願いが叶いそうな気がする
こういったことが挙げられます。
しかし、先ほども言ったように、そこに不安があると、相手との距離が遠くなってしまったり、願いも叶いにくくなります。
ですから、「こんなメリットいらないよね」と、自分に言ってあげてください。
自分の中から湧き出てくる感情には、自分の言葉で対処していくことが、ポイントです。
ですが、これらを理解できたからといって、執着心をすぐに手放すことはできません。
絡まった糸を少しずつほどいていくイメージで、じっくり自分と向き合ってあげてください。
毎日意識していれば、やがて執着心を手放すことができ、とても楽な世界が待っています。
どんなに絡まった糸でも、毎日少しずつほどいていくことで、必ずほどくことができるのです。
執着することのメリットを手放すのが難しいと感じた場合、こんな風にプラスして自分に言ってあげてください。
「今はメリットに感じていでも、ずっとそのメリットが得られるわけじゃなくて、むしろ苦しくなるんだよ」
このように、手放した方が得だよ、ということを教えてあげてください。
ここも大切なポイントになります。
執着を手放す方法 まとめ
執着を手放す方法3つ
その①欲しいものは自分で手に入れると決める
その②執着していた自分を過去にする
その③執着を手放すことのメリットを書き出す
ぜひ、実践してみてください。
毎日続けることが大切です。
執着を手放した方の成就事例
この方は、私のところにご相談に来られた時
「彼は奥さんに監視されて、GPSまでつけられている。
だから彼の奥さんが邪魔で仕方がない。
どうしても離婚して欲しい」
と、いつも不安や焦りを抱えていました。
・成就することに対する執着
・彼の奥さんという存在に対する執着
この2つに執着していました。
要するに、「彼の奥さんさえいなければ」という、囚われの気持ちを持っていたのです。
そこで、今回お話しした執着を手放す方法に加え、更にアファメーションを作ってお渡ししました。
毎晩毎晩それを唱えていただき、7~8ヶ月経った頃、いきなり流れが変わりました。
奥さんの方から、彼と離婚したいと言い出したのです。
実は、このような円満離婚は、よくあるお話です。
自分が彼への執着を手放したら、彼の奥さんも彼を手放す、ということが実際にあるのです。
・私は私、奥さんは奥さん
・彼と私の未来に奥さんは関係ない
このようなスタンスを持つように意識していたそうです。
「ななさんから執着と依存はセットだと聞いて、確かに私は人間関係で振り回されていると感じることが多く、いつも人のせいにしてました。
それをななさんから指摘してもらったとき、まさかそれが彼との成就にも影響があるだなんて思いもしませんでした」
と、この方はおっしゃっていました。
最後に
このように執着は、成就に多大な影響があります。
この方の場合もそうですが、すぐに変化したわけではありません。
アファメーションを唱え始めて、7~8ヶ月経ってから状況が変化しています。
ですから、じっくり確実に手放していけばいいのです。
最後に
「あなた、昔は執着してたけど、手放せてよかったね!おめでとう♪」
私から、この言葉をプレゼントします。
あなたも、必ず執着心から卒業できます!