こんにちは、高野那々です。
今日は、いただいたご相談にお答えしようと思います。
今回のテーマは、子供優先な既婚男性に本気になってもらう方法です。
「どうしたら彼は私との結婚を考えてくれますか？」
「何をしたら、どのように考え方を変えていったら、二人の関係が結婚に向かって進展するんですか？」
というものが、カウンセリングやYoutubeなどを通していただくご相談のトップです。
あなたもそう思ったことがありませんか？
ご質問内容のご紹介
では、早速いただいたご質問をご紹介いたします。
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もしかして私と同じ気持ちの方もいるかもしれない、youtubeで取り上げていただけたらと、ふと思いました。
過去動画で、既婚彼が彼女を選んだ理由や、子供が小さくても成就する例をお話くださっていますが、「子供が小さいから20歳になるまで一緒にいてあげたい」等の、子供の幸せ優先な思考の既婚彼たちが、どういう心境の変化を経て「彼女と結婚したい」という、彼自身の幸せ優先な思考に変わるのでしょうか？
一緒にいることで幸せにしてあげたいし自分も幸せである対象が、子供から彼女に移行するプロセスといいますか。
私たち彼女側が思考を変えればいいのは勿論ですが、
私には「私より子供が大切だから私を選ばない」という思い込みがあるので、既婚彼さんの思考の変化の一例がわかるとこの思い込みにヒビを入れられそうな気がします。
取り上げていただけると嬉しいです。
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ご質問は
子供を大切にしている既婚男性が、どういう心境の変化を経て、彼女と一緒になりたいと思うのか？
ということです。
太陽のように…
私には、子供を大切に思う既婚彼の気持ちも、彼に自分を優先に考えてもらいたいという彼女側の気持ちも、非常によく分かります。
では、どのように考えていけば良いのでしょうか。
彼に直接、「もっと私たちのことを真剣に考えて欲しい」というような、結婚を意識させるような言葉を使ってしまうと、彼は、責められているような、プレッシャーをかけられているように感じてしまいます。
私が、訳あり恋愛中の女性に目指して欲しいと思っているのは、「北風と太陽」の太陽です！
※「北風と太陽」とは。
コートを着て歩いている旅人を見て、北風と太陽は、どちらが先にコートを脱がせることがきるか、賭けをすることにします。
最初に行った北風は、一段と強い冷たい風を吹き付け、コートを脱がせようとします。
しかし旅人は、コートを脱ぐどころか、前をしっかり押さえて、飛ばされないようにしてしまいました。
次の番になった太陽は、暖かい日の光を燦々と降り注ぎ、旅人を照らしました。
だんだんと暑くなってきた旅人は、ついにコートを脱いだのです。
このお話の太陽のように、既婚男性が自ら「俺はこの女性と一緒になりたいな」と、思ってもらえるような女性を目指していただきたいと思っています。
そのためには、どうしたらいいのでしょうか。
どのように思考を変えるのか
今回、このご相談を送ってくださった方は、すでに上級者で、私のいろいろなメソッドを理解されている方ですので、
「私たち彼女側が思考を変えればいいのは勿論ですが」
とおっしゃっています。
でも、まだ私のことを見つけてくださって日が浅い方は、彼女側が思考を変えるとはどういうことなのか、まだまだ理解されていないと思います。
今回は、そういう方のために、
「一体どのように思考を変えたらいいのか？」ということから、先に解説したいと思います。
変えていくべき思考は、3つあります。
①勝ち負け思考
これは、極端に言いますと「二者択一」の考え方です。
要するに、彼の子供と自分を、争いの場に立たせてしまっています。
そうなると、必ずどちらかが勝者になり、敗者になります。
敗者は、土俵から降りなくてはいけません。
そうすると、私は永遠に2番目であり、選ばれないという現実を作ってしまいます。
このご相談者様も、「彼は子供を大事にしているから、私を選ばないという思い込みがると、書かれています。
すなわち、もうすでにご自身の中で、彼の子供 VS 自分という、争いの場に立たせてしまっているのです。
子供を大切にしている彼＝子供が勝っている＝私は負け
という図式が出来上がってしまうのです。
よって、やはりこのような思考は手放した方がいいということになります。
W不倫をされているクライアント様の例をお話します。
お互いにお子さんがいらっしゃいます。
女性（クライアント様）側は、どのようにして離婚をしたのでしょうか。
お子さんは大切で、愛しているし、大事にしたい、そばにいたい。
でも、自分の人生もあると決断し、お子さんは旦那さん側に引き取ってもらい、彼との成就に向けて頑張り始めた、という事例もあります。
要するに、
お子さんがいるから離婚しない。
お子さんがいるから、彼を選ばない。
ということではありません。
このような考え方もあるのです。
②自分自身が、親は子供のそばにいるべきだと思っている
子供のころ、親が忙しくて全然自分を構ってくれなかった、という被害者意識を持っている人に、このような考え方をもっていることが多いです。
自分の中に、根強い「べき思考」があると、周りの人たち、男性も、もちろん自分の彼も、同じような考えを持つ人が現実に現れるようになります。
子供のそばにいなくても、子供を幸せにすることはできる。
こんな考え方もありますので、「べき思考」を手放すことが大切です。
③彼の子供に嫉妬している
元々、あなたは誰かに嫉妬していませんでしたか？
幼い頃の記憶を辿ってみてください。
兄弟姉妹がいる場合、お母さんを独り占めしたいという気持ちがあっても、他の兄弟姉妹にお母さんの関心がいってしまう。
だから「お母さんを取られてしまった」という思い込みがあるかもしれません。
このような兄弟争いが絶えず起こっていると、いつまでも誰かに嫉妬する、ライバルがいる現実を作り出す、ということが繰り返されます。
ですので、この思考も手放す必要があります。
既婚男性が結婚を意識し始めた事例
ではここで、子供を大切にしている既婚男性が、いかにして彼女と一緒になりたいと、結婚を意識し始めたのか、心境の変化についてお話していきたいと思います。
ある事例をご紹介します。
＜事例＞
彼女側が、子供を大切にする既婚男性の気持ちを尊重し始めた。
子供を大切にする彼の気持ちを受け入れることで、彼の子供と心の中で争わなくなった。
こうすることで起きた彼の変化は
子供が何よりも一番だった彼を受け入れてくれる、そんな彼女の包容力に心を打たれ、
「たとえ離婚したとしても、この女性とだったら子供に会いに行くことも許してもらえそうだ」
と、徐々に彼女との生活を考えるようになった。
結果
子供を大事にしながら、自分の人生も大事にするようになった。
逆の場合
彼女が子供にとても嫉妬するタイプだとしたら
「離婚しても子供と会うのを嫌がりそうだ」
離婚になかなか踏み出せなくなる。
この事例では、彼女の包容力を見出した時に、彼の心境が変わり始め、彼女と一緒になることを考え始めたということなのです。
考え方を変える
では、具体的にどのように考え方を変えたらいいのでしょうか？
それは、「言葉を変える」ことです。
私たちは、何かを思考する時に、必ず言葉を使っています。
頭の中に浮かんでいるいろいろな言葉。
その言葉を変えましょう。
どのように変えたらいいか、順を追って解説します。
①勝ち負け思考に対して
「子供を大切にする思いは、勝った負けた、奪う奪われるの話じゃない。だから同じ土俵で考えなくていいんだよ」
こんな言葉を自分に言ってあげてください。
②親は子供のそばにいるべきという思考に対して
「子供のそばにいることだけが愛じゃないよね。親だって親の人生があるんだよ」
このように自分に言ってあげましょう。
この言葉を言う時のポイントは、「親も自分の人生を大切してほしいと、どれだけ自分が思えているか」というところです。
③彼の子供へ嫉妬する場合
「誰もあなたから大切な人を奪ったりしないよ。お母さんは自分だけのものじゃないんだよ。独り占めするのはやめようね。お母さんはモノじゃないんだよ」
このように言ってあげるといいです。
そうすると、自分の中の被害者意識が徐々に手放されていき、とても楽に彼のお子さんのことを考えられるようになっていきます。
最後に
子供優先な既婚男性に本気になってもらう方法について、ここまで話してまいりましたが、いかがでしたでしょうか？
ぜひあなたが、お子さんのいる既婚男性と訳あり恋愛中の場合は、こちらの内容を参考にしていただきたいと思います。
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