「得意なことがわからない」「自信が持てない」そんな想いに寄り添いながら、心理カウンセラーとして1万人以上の女性と向き合い、8,000人以上のカウンセリングをしてきた私が、日常の中で気づかない“あなたらしさ”=才能の見つけ方と、それを活かして自信を育てていく具体的なステップをお伝えします。自己否定のループから抜け出し、自分らしく生きたいと願うすべての女性へ、過去の私の経験も交えながら、誰でも実践できるヒントをやさしく解説しています。

目次 [ close ]
  1. 1. そもそも「自己肯定感が低い人の特徴」とは?
    1. 自己肯定感が低いと、毎日がちょっとしんどい
    2. 「どうせ私なんて…」が口ぐせになっている
    3. 恋愛で「彼中心」になりやすい
    4. 自己否定のループから抜け出せない
  2. 2. 自分の「得意なこと」の見つけ方とは?
    1. 得意なこと 見つけ方|過去を振り返る3つの質問
    2. 1. 子どもの頃に夢中になっていたことは?
    3. 2. 周囲からよく褒められることは?
    4. 3. 苦もなくできていることに気づいていますか?
  3. 3. 才能の活かし方|小さな実践が自信を生む
    1. 無理に「特別なこと」を探さなくていい
    2. 「日常生活」で活かせる場所を探してみよう
    3. SNSや仕事でも、あなたの“好き”は活かせる
  4. 4. 自分の強みを知ることが「自己肯定感を高める習慣」になる
    1. 得意なことに気づく=自分の存在価値に気づくこと
    2. 「自分らしくあること」が、ブレない自信をつくる
    3. 承認欲求に振り回されない生き方へ
    4. 実際に自己肯定感が回復した女性のエピソード
  5. 5. 才能がない どうすればいい?|それでも前に進める3つの視点
    1. 1. 本当に「ない」んじゃなくて、ただ「気づいていない」だけ
    2. 2. 比較を手放して、自分の感覚に目を向ける
    3. 3. 他人の価値観より、自分の内側の声を拾うこと
  6. 6. まとめ|自分の価値に気づいた瞬間、人生は変わる
    1. 得意なことは「自分を受け入れる入口」
    2. 自己肯定感は、「自分を信じる習慣」で育てられる
    3. 今ここから、「自分軸」を取り戻していこう

1. そもそも「自己肯定感が低い人の特徴」とは?

自己肯定感が低いと、毎日がちょっとしんどい

「私ってダメだな…」「どうせうまくいかないし」って、つい思ってしまうことはありませんか?
そんなとき、心の奥で自己肯定感が低くなっているサインが出ているかもしれません。

自己肯定感とは、「自分には価値がある」と素直に思える気持ちのこと。恋愛や人間関係、仕事にまで影響してきます。

「どうせ私なんて…」が口ぐせになっている

自己肯定感が低い人に共通するのが、自分を否定するクセ

例えば、
・誰かに褒められても「いやいや、全然…」とすぐに否定する
・何かあるたびに「私のせいかも」と思ってしまう

こうした思考が続くと、自分の可能性まで信じられなくなってしまいます。

恋愛で「彼中心」になりやすい

もう一つよくあるのが、恋愛で相手に依存してしまう傾向

LINEの返信が遅いだけで不安になったり、彼の言動に振り回されてばかり…そんな経験はありませんか?
これは「自分に価値がある」という感覚が弱いから、相手の言葉や態度で自分の価値を測ってしまっているんです。

自己否定のループから抜け出せない

「自分に自信がない → うまくいかない → もっと落ち込む」
この負のループは、誰にでも起こりうるもの。でも、思考のクセを変えるだけで少しずつ抜け出せるんです。

このあとご紹介するのは、その第一歩として効果的な「得意なことの見つけ方」。
「私には何もない」と感じている方にこそ、読んでほしい内容です。

2. 自分の「得意なこと」の見つけ方とは?

得意なこと 見つけ方|過去を振り返る3つの質問

「私、得意なことなんてないし…」と思っているあなたへ。
それ、実は“気づいていないだけ”かもしれません。

得意なことって、じつは特別な才能じゃなくて、あなたが自然にやっていることの中にあるんです。
ここでは、自分の強みに気づくためのヒントとして、3つの質問をご紹介します。

1. 子どもの頃に夢中になっていたことは?

小さい頃に時間を忘れてやっていたことって、今の「得意」に通じていることが多いんです。

・絵を描くのが好きだった
・友達の相談に乗るのが得意だった
・一人で黙々と何かを作っていた

当時はただ楽しくてやっていたことが、実は“才能の原石”だったりします

2. 周囲からよく褒められることは?

自分では当たり前にできていることって、意外と見落としがち。でも、人から「すごいね!」と言われた経験、ありませんか?

・説明がわかりやすい
・気配りが上手
・聞き上手で相談されやすい

こうしたことも立派な得意分野。自分では“普通”でも、他人から見れば“特別”なことってたくさんあるんです。

3. 苦もなくできていることに気づいていますか?

努力しているつもりもないのに、自然にできちゃうこと。それこそが、あなたの「得意なこと」です。

・スケジュールを組むのが得意
・文章を書くのがスムーズ
・初対面でも緊張しない

苦労せずにできてしまうからこそ、自分では気づきにくい。でも、そこにこそあなたの強みが眠っています。

得意なことに気づくことは、自己肯定感を高める第一歩
「これなら私にもできるかも」って思えることから、小さく始めてみてくださいね。

次は、その得意なことをどう活かしていくかをお伝えします。

3. 才能の活かし方|小さな実践が自信を生む

無理に「特別なこと」を探さなくていい

「才能を活かす」って聞くと、すごいスキルとか、特別な資格が必要に思えませんか?
でも実は、あなたの身近にある“ちょっと得意なこと”を活かすだけで十分なんです。

誰かの話をじっくり聞けること。
物事を丁寧に整理できること。
感情に寄り添ってあげられること。

それらはすべて、立派な才能。無理に他の誰かのマネをする必要はありません。

「日常生活」で活かせる場所を探してみよう

得意なことは、小さな場面から活かすのがコツです。
たとえば…

・友達の悩みを聞く →「聞き上手」が活きる
・職場で資料を整理する →「まとめ力」が活きる
・友達にちょっとしたアドバイスをする →「説明力」が活きる

日常の中に、「あ、今ちょっと得意なことを使えたな」って感じられる瞬間を意識してみることが、自己肯定感を少しずつ高める鍵になります。

SNSや仕事でも、あなたの“好き”は活かせる

いまの時代、好きなことや得意なことを気軽に発信できる場所もたくさんあります。

・Instagramで自分の得意分野を発信する
・noteやブログで思いを書いてみる
・ちょっとした副業やスキルシェアに挑戦してみる

発信の目的は「認められること」じゃなくて、「自分を知ること」や「自分の価値に気づくこと」でもいいんです。
それが結果的に、「私にもできることがある」という自信につながる
んですよ。

「才能=特別なもの」ではありません。
“あなたらしさ”を、ちょっとずつ活かしていくこと
それが、芯のある自分を育てる一歩です。

次は、こうして得意なことを見つけたあと、どうすれば自己肯定感を習慣的に育てていけるのかを解説していきます。

4. 自分の強みを知ることが「自己肯定感を高める習慣」になる

得意なことに気づく=自分の存在価値に気づくこと

得意なことや強みに気づくと、何が起きるか?
それは、「あ、自分ってダメじゃなかったんだ」と自分の存在価値を自然と感じられるようになることなんです。

私たちは、できないことや欠けている部分にばかり目が行きがち。でも、“できていること”や“うまくやれていること”を意識する習慣が、自己肯定感をじわじわ育ててくれるんですよ。

「自分らしくあること」が、ブレない自信をつくる

他人の目を気にして「いい人」に見られようと頑張るほど、自分がわからなくなってしまう。
でも、自分の強みを知って、そこを大切にできると、周りに振り回されにくくなります。

自分らしさを大事にしている人は、自然と冷静でいられますし、恋愛や人間関係でも無理しなくなるんです。
自信って、「うまくやること」じゃなくて、「自分を知って信じること」から生まれるんですね。

承認欲求に振り回されない生き方へ

「誰かに認められたい」「彼に必要とされたい」って思う気持ちは、誰にでもあります。
でもそれが強くなりすぎると、相手の態度一つで気分が大きく上下してしまうように…。

だからこそ、自分で自分を認めてあげる“自己承認”が大切
得意なことを意識することで、「私は私でいい」と思えるようになり、他人の評価が人生の軸にならなくなります。

実際に自己肯定感が回復した女性のエピソード

私のもとに来られたクライアントさんの中には、以前の私と同じように「私なんて生きてる価値あるのかな」と苦しんでいた方もいました。

でも、日々の中で「小さな得意」を見つけてもらったんです。

・職場で人の話を丁寧に聞いてあげられる
・相手の細かい変化に気づける
・人の気持ちに寄り添って言葉を選べる

それに気づいてから、その方は「私は“ない”じゃなくて、“ある”側なんだ」と感じられるようになり、
今では自分の気持ちをしっかり伝えられるようになりました。恋愛でも、自分を犠牲にせず、対等な関係を築けるようになったそうです。

自分の強みは、自信の“タネ”になります。
それに気づいて、育てる習慣を持てば、あなたの自己肯定感はしっかり根を張っていきます。

次は、そんなふうに自分の強みを見つけられないときに感じる「才能がない気がする…」という悩みに寄り添っていきます。

5. 才能がない どうすればいい?|それでも前に進める3つの視点

「得意なことなんて、私にはない気がする…」
そう感じて、モヤモヤしたり落ち込んだりしていませんか?
大丈夫。それ、あなただけじゃありません。
実は多くの女性が、自分の強みや才能に気づけずに、悩んでいるんです。

ここでは、「才能がない」と感じてしまうときに役立つ、3つの視点をご紹介します。

1. 本当に「ない」んじゃなくて、ただ「気づいていない」だけ

「自分には何もない」と思っている方ほど、実は当たり前にやっていることの中に才能が隠れているんです。

たとえば…

・人のちょっとした変化に気づける
・物事を丁寧に進めるのが好き
・落ち込んでいる人に声をかけられる

こうした行動って、あなたにとっては“普通”かもしれません。でも、それをできない人もいる。
つまりそれは、立派な「才能の種」なんです。

2. 比較を手放して、自分の感覚に目を向ける

SNSや周りの友達と比べて、「あの子はすごいな…私なんて」と落ち込むこと、ありますよね。
でも、その“すごさ”は、その人にとっての得意であって、あなたが真似する必要はないんです。

むしろ大切なのは、「自分が自然にやれていること」「心地よく感じること」に気づいてあげること。

比べる対象を他人じゃなく、「昨日の自分」にするだけで、気持ちはぐっとラクになります。

3. 他人の価値観より、自分の内側の声を拾うこと

「人に評価されることが才能」と思いがちですが、他人に認められる前に、自分が自分を認めることが一番のスタート。

・本当はどんなことが好き?
・無理なく続けられることって?
・やっていて疲れないものって何?

そんな自分の内側の声に耳を傾けてみてください。
答えは、いつも外じゃなくて、自分の中にあります。

得意なことって、急に見つかるものじゃありません。
でも、「ない」と決めつけず、探し続ける姿勢こそが、自分を大切にする第一歩になります。

次はいよいよ、今回のまとめとして「自分の価値に気づいた瞬間、人生がどう変わるか」をお伝えしていきます。

6. まとめ|自分の価値に気づいた瞬間、人生は変わる

ここまで読んでくださってありがとうございます。
最後にもう一度、大切なことをお伝えしますね。

得意なことは「自分を受け入れる入口」

これまで「私には何もない」と感じていた人も、少しだけ視点を変えることで、ちゃんと“ある”ことに気づけたのではないでしょうか。

得意なことに気づくって、つまりは「自分ってこれでいいんだ」って思える第一歩なんです。
それは自己否定のループから抜け出して、自分を受け入れられるようになるキッカケでもあります。

自己肯定感は、「自分を信じる習慣」で育てられる

自信って、特別な人だけが持っているものじゃありません。
毎日少しずつ、自分の小さな「できた」に目を向けること
その積み重ねが、自己肯定感を自然と育ててくれます。

そして、それは一度身につけたら、恋愛でも仕事でも人間関係でも、あなたをブレさせない“軸”になってくれます。

今ここから、「自分軸」を取り戻していこう

過去にどんなことがあっても、今のあなたには、これからの人生を変えていく力があります。

「自分を信じる」って、最初は勇気がいるかもしれません。
でも大丈夫。得意なことや好きなこと、小さな自分の感覚を大切にすることから始めてみてください。

今ここから、「他人軸」ではなく「自分軸」で生きていく選択をしませんか?
その一歩が、あなたの未来を大きく変えていくはずです。

あなたの変化を、私は心から応援しています。