こんにちは、高野那々です。
今回のテーマは「親とのわだかまりを解消する2ステップ」
というお話をさせていただきたいと思います。
この動画は、母親や父親との関係に、問題を抱えている。
親のことが好きになれない。
自分は独身（毒親）育ちだと思う。
親を尊敬できない。
そんな方に向けて、どうしたらこうした親子問題を解決できるのかというヒントを、お伝えしたいと思います。
動画を最後までご覧いただくことによって、本当の意味での親からの自立を叶える結果になり、気持ちが楽になってくることと思います。
なので是非最後までご覧ください。
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育ててくれた人の影響を受けている
なぜ今回、親子問題のお話をしようかなと思ったのかと言いますと。
クライアント様で、彼との関係だけではなく、実は親子関係でも悩みを抱えているというケースが、少なくないんですね。
まあというかね、やっぱりそこに行き着くんですよね。
でもその中でも、自覚がないという方もいらっしゃいます。
例えば、もう親と一緒に暮らしてないし、別に今更親と良い関係にならなくてもいいかなとか、ごく普通の家庭で育ったので、親とは特に問題ありませんとかね。
でも、現実で悩みがあるのであれば、その悩みを作り出す元になっているのは、あなたのコミュニケーションの仕方であったり、世界をどう捉えているかと言うものの見方や価値観なんですよね。
私たちは、当然ですが、誰かに育ててもらわないと大人になれません。
ということは、大人になるまで育ててくれた人の影響を、嫌でも受けるわけです。
ならば、例えば恋愛で愛されているか自信がいまいち持てないとか、彼に自分の本心を打ち明けられないという思いがあるなら、親から愛されていたと言い切れない、親に自分の気持ちをわかってもらえなかった。
そんな苦い経験があるかもしれないんです。
高野那々の親子問題
私自身、カウンセラーになってからも、自分自身の親子問題に取り組んできたんですよね。
10代の頃は、父親は酒乱でDV、母親は私を愛してくれなかったと、両親を恨んでいたわけなんですよ。
だから私は、しっかりとそのフィルターを通して、恋愛をしていたんです。
いくら相手のことが好きでも、信用してはいけないとか、どうせ裏切られる。
いざとなったら見捨てられるでしょ？と、そう思い込んでいたわけですよ。
=それはなぜかというと、私が母親に裏切られたと思っていたからなんですね。
だから、なんとかそのトラウマを解消しようと、いろんなことをしてきました。
前に、天使からのメッセージを教えてくれるセラピーとか、受けたことあるんですね。
結果的には、「未熟だった親を許しましょう」とかね。
そういう、許しを主体とした考え方だったんですよ。
これね、一瞬はなんか自分が寛大な人間になったような、大人になれたような気がするんですよ。
でもなぜすっきりしないかというと、許すということは、親を自分より下に見ることになるので、いつまでも親を尊敬できないんですね。
つまり、傲慢な自分のままで、成長できないということになるわけです。
私ね、天使からのメッセージを降りてきて言われて、「許しましょう」と言われたときに、実際に母親に電話して、「ママは私の愛し方が下手だったんだよね」とかほざきましたからね。
どんだけ上から目線なんだと。
もし私が子供からそんな事言われたら、ぶっ飛ばしますけどね。
あー口悪い、ごめんなさい
わだかまりを解消するステップ
では、許す意外のアプローチをするなら、どうすればいいのか。
じゃあステップ2つ、お伝えしていきます。
まず1つ目。
今の親を好きと思えなくても、まずは良しとしましょう。
そんな自分を許してあげるのが、第一歩なんですね。
要するに、親を許すんじゃなくて、自分を許すわけです。
私は親のことが好きじゃないんだなぁと、そこにOKを出すこと。
あとは、親のことは別に好きだよという方でも、本当はこうして欲しいと思っていなかった？と、自分で自分に聞いてあげるんですね。
そうすると意外と出てくる。
そしたら、「私は傷ついていたんだな」とか、「私は本当はもっと構ってほしかったと思っているんだな」と、そういう深い気づきにつながるわけなんですね。
その上で2つ目のステップ。
親にしてもらいたかったことを、人にしてあげると、実はあなたの中で深い癒しが起こります。
これ、自分にできるよという方は、ぜひやってあげてほしいんですね。
例えば、親に自分の話聞いてもらえないと思っていたという方は、まずは自分で自分の心の声を否定せずに聞いてあげるとかね。
でも、自分で自分にやるのはちょっと抵抗があるよ、という方もいらっしゃると思います。
そういう場合、他人に対してジャッジをせずに、話を聞いてあげるということをやっていくわけなんですね。
そうすると、相手は鏡なので、自分がしたことが返ってきます。
すると「あー私ちゃんと自分の話しを聞いてもらえてるなー」と、温かい気持ちになる。
そうすると、世界に対する見方が変わり、やがて親との関わりにも愛を見いだせるようになるわけなんですよ。
要するに、記憶が書き換わるんですよね。
これが本当にビックリの体験なんですよ。
記憶のメカニズム
じゃあ記憶のメカニズムについて、今からお話をしていきますね。
皆さん、記憶は真実だと思ってませんか？
でも、どうやら違うんですよ。
過去にノーベル賞を受賞した神経学者のジェラルドエデルマン博士によると、記憶というのは、脳の一部に貯蔵されているのではなくて、思い出す瞬間に、毎回再構築されるという事が発見されたんですね。
皆さん記憶を思い出すということを、自然にやってるじゃないですか。
そのたびに記憶が再構築されるとは、凄いことだと思いませんか？
さらに自分で繰り返し口に出したり、行動したり、いろいろな人から「そうそう、そうだよね」とか承認されたりすると、それがまたフィードバックされて、脳の経路が補強されるそうです。
例えば「恋愛って難しいよね。うまくいかないよね」といつも言っている人と一緒にいると、繰り返し繰り返しその言葉を聞くわけじゃないですか。
そうするとあなたの中で、「確かに恋愛はうまくいかないものなんだよなあ」という記憶経路が太くなるんですね。
そうすると、ちょっとした情報でも、恋愛はうまくいかないという記憶経路をたどることになって、結局自分の恋愛がうまくいかない、という現実が再構築されていくと。
ということはですよ。
親からしてもらいたかったことを自分にやったり、他人にやったり、繰り返し繰り返ししていると、やがて親からちゃんとやってもらえてたという、新たに記憶が再構築されるんですよ。
これぜひやってみて頂きたい。
最後に
冒頭でもお話ししましたが、親への恨みを手放すということは、自分が傷ついた事実をなかったことにするのではなくて、自分にかけた被害者という呪いを、本当の意味でとき、親から真に自立することにつながるんですね。
私も実際にやってきて、すごく楽になったし、親にも自然に接することが今できて、良い関係を築くことができるようになったので、ぜひぜひ試してみていただきたいなと思います。
本当にそうしていくと、自分が楽になるし、彼との関係も良くなっていくことでしょう
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