こんにちは、高野那々です。
今日は、感情のコントロール法と、気持ちの伝え方について、お話しします。
Youtube視聴者様やメルマガ読者様からいただいた、ご質問にお答えしながら、私がおすすめする感情のコントロール法をお話します。
また、彼に本音を伝えたい場合、彼に受け取ってもらいやすい伝え方もお話していきます。
これを見てもらえると、心が楽になる方法がわかり、彼にも我慢せず自分の気持ちを伝えることができるようになります。
質問①
那々さん
10日間のメールありがとうございました😊
YouTubeも毎日欠かさず見て思考修正しています。
彼と奥さんが一緒にいる所を見てしまった時の心の保ち方や
彼と奥さんが仲がいいのに私と付き合う心理など
取り上げていただけたら嬉しいです‼︎
これからも配信楽しみにしています☺️
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その感情の主導権は?
心の保ち方、感情のコントロールについて、お話していきたいと思います。
「感情のコントロールができません」
「苦手です」
と、かなりの確率で言っている方は、感情のコントロールができるようになるまで続けていません。
すぐ諦めてしまっているということが、大きな原因の1つです。
一番のポイントは、自分の中から湧き出てきた嫌な感情、ネガティブな感情は、他人によってもたらされていると思っています。
つまり、相手のせいにしているのです。
だから、自分でコントロールできません。
他人が主導権握っているものを、自分でコントロールすることはできないのです。
感情のコントロール方法
感情のコントロールをする時に、気をつけるべきことが3つあります。
1)原因を相手のせいにしない
→感情というものは、自分の心の中から湧き上がってきたものです。
生理的な反応です。
それを他人のせいにしている間は、いつまでもコントロールの主導権を握ることができません。
2)抗わない(抵抗しない)
→自分の感情に抵抗すればするほど、その感情は大きくなります。
この感情の法則を知らないと、大きな差がついてしまいます。
3)すぐ諦めない
この気をつけるべきこと3つと、反対のことをしていくことが、おすすめの感情のコントロール方法になります。
<反対のこと>
1)原因を相手のせいにしない
→自分がその感情を作った、選んでいると、認めましょう。
認めることをし続けることによって、徐々に心が楽になります。
2)抗わない(抵抗しない)
→感情を感じることを許しましょう。
抵抗するということは戦うことです。
戦うということは、その感情は敵と認識していることになります。
いつまでも抵抗し、戦っていると、敵はいなくなりません。
だから、その感情を一旦受け入れましょう。
感じている自分を許可しましょう。
3)すぐ諦めない
→コントロールできるようになるまで、諦めずに続けること。
これがとても大切です。
諦めない
では、感情のコントロールができるようになるまで、何を続けたらいいのでしょうか?
ネガティブな感情を感じることは、決して悪いことではありません。
自然なことなのです。
一番いけないのは、「不安だなぁ、もう何もかもうまくいかない」というように、消極的な言葉をつけてしまうことです。
<中村天風さんの教え>
「嘘でもいいから、積極的な言葉を使えばいいではないか」
「できるだけ平素、幸福の方面から人生を考えよ」
わたしはこれを、常に意識するようにしています。
1回や2回意識をしただけでは、人間は残念ながら、元の自分に戻ってしまいます。
物事の幸福な面を見るということは、日頃から感謝の気持ちを持つということです。
感謝の心持ちを持って、物事を捉えるようにすると、徐々に本当の感情というものが出てきます。
初めはポジティブに思えないと思っても、「大丈夫です」「元気です」というような積極的な言葉を使うことによって、本当にそういう自分になっていくことができます。
自分の脳を騙すのです。
感情のコントロールは、できるようになるまで、積極的な言葉を使うことを諦めない。
これが一番のポイントです。
物事の幸福な面を捉える
ご質問中の
『彼と奥さんが仲がいいのに私と付き合う心理など
取り上げていただけたら嬉しいです‼︎』
こちらについても、お答えして生きたいと思います。
『仲が良い』ということは、喧嘩することなく、普通に会話をしたり、出掛けたりということを示すと思います。
奥さんとの関係に問題がないとしても、あなたが奥さんにはないものを持っているから、あなたと付き合っているのです。
この面を見るようにしていただきたいと思います。
「奥さんと仲がいいのになぜ私と付き合うんだろう」ということを考えても、あなたはいい気分になることはありません。
だから、「仲がいい奥さんがいるのに、私という女性を付き合っているんだな」と、物事の幸福な面を捉えるようにしてみてください。
心持ちが変わってくると思います。
質問②
那々さんこんにちは!
いつもいつもYouTubeと公式LINEを拝聴させていただいております。
一つご質問ですが、既婚者の彼に自分の気持ちを我慢せずに本音で伝えること・自己開示が大切だと那々さんはよく仰っておられます。
本音で伝えたいことが、どうしようもない仕方のないことだった場合でも伝えても良いのでしょうか?
例えば彼が奥さんにバレかけているから会うのを控えようと言ってきた場合はすごく嫌な気持ちになります。
彼が奥さんの言いなりになっているような気がして…
でも嫌だと言っても仕方ないから、わかったと受け入れますが、これは都合のいい女になっているのでしょうか?
本音を伝えるにあたって、ここの線引きが難しいので教えていただけると嬉しいです。
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本当に伝えたいこと
この場合、本当に伝えたいことは何か?ということを考えていきましょう。
「『会うのを控えよう』と言われて、彼が奥さんの言いなりになっているような気がした」
とありますが、それによってあなたが感じた感情はなんですか?
嫉妬かもしれないし、不安感かもしれません。
ちなみに、「彼が奥さんの言いなりになっているような気がした」というのは本音ではなく、予想、捉え方なので、伝える必要はないと思います。
この出来事に対し、「嫌だ」という言葉が、この方にとって本当に彼に伝えたい言葉ではないと思います。
その先の気持ちが、本当に言いたいことなのではないでしょうか。
確かに「嫌だ」とは言えないと思います。
でも、「私がどう感じたか?」ということは伝えていいのではないでしょうか。
それが恋人という関係です。
自己開示というのは、相手に「こうして!」と気持ちを相手に押し付ける要求ではありません。
『私が感じていること』をオープンハートで伝えるということです。
そのうえで、彼がどう行動するのかということは、彼の自由だということを覚えておいてください。
最後に
今回は2つのご質問にお答えしました。
①感情のコントロール方法
皆さん、少しやってみて効果を実感できないと、すぐ辞めてしまいます。
できるようになるまで続けましょう。
そうすると、感情に振り回されない自分になることができます。
②気持ちの伝え方
自分が何を言いたいのか、その言葉の裏にどんな気持ちが隠れているのかということを見つめてみてください。
それを伝えたうえで、彼がどう行動するかは、彼の自由です。
このようなスタンスで、彼と向き合ってみてください。