こんにちは、高野那々です。
今日のテーマは、どんな恋愛でもうまくいく!成功率が高い恋愛コミュニケーション。
決して難しいお話ではありません。
大好きな人と幸せな関係を築くために、本当に大切なことを解説します。
恋愛におけるコミュニケーションの本質
コミュニケーションをするにあたって、言葉や会話の内容はとても大切です。
しかし、もっと大切なものは、『何を纏うか』です。
あなたの気持ちや雰囲気は、言葉に乗ります。
このことを納得している方はたくさんいらっしゃいますが、実際に意識してコミュニケーションできている人はとても少なく感じます。
大昔、人類が誕生した頃のコミュニケーションは、言葉を使えないため、非言語でした。
人類が誕生したのは、今から500万年前と言われています。
その歴史の中で、言葉を使うようになったのは、およそ5万年前からなのだそうです。
とても歴史が浅いですよね。
つまりその前までは、声の大きさや声の出し方、表情、ジェスチャーなど、体全体を使ってコミュニケーションを成立させていたのです。
例1:
手を顔の前で組み合わせ、笑顔で「お前のことなんか大嫌いだよ!」と言ったとします。
嫌われているように感じますか?拍子抜けしますよね。
例2:
睨みながら強い口調で「私はあなたを大切に思っています」と言った場合はどうでしょうか?
とても大切に思われているとは感じません。
これが非言語コミュニケーションです。
相手に何かを伝えたい時、コミュニケーションを取ろうとする時は、どんな気持ちで伝えるかということがとても重要なのです。
事例
彼に将来の話をしようとしたクライアント様の事例です。
普段は仲良しで、週に2、3回会うことができていました。
しかし、将来の話をしたら引かれるのでは?という不安がありました。
では、なぜそのような不安を感じたのでしょうか?
カウンセリングをする時に、この方の心の奥底を深掘りしました。
すると、小さい頃にお姉さんと一緒に遊んでいたシーンを思い出しました。
遊んでいる時に、お姉さんが先に帰ってしまい、一人ぼっちでパニックになってしまったことがあったそうです。
小学校一年生頃のことですが、この時にクライアント様は、ある思い込みを作りました。
「普段仲良しでも、突然見捨てられる」
という思い込みです。
そこで、記憶の捉え直しをします。
実際、お姉さんはすぐ近くで待っていてくれました。
そこを思い出すことができた時、クライアント様は不安になることが減っていったのです。
そして、『自分の気持ちを素直に伝える』ということを目的にし、彼に将来の話を伝えることができたそうです。
彼は否定せずに聞いてくれたため、安心して彼といい時間を過ごすことができたということでした。
要するに、『今仲良しでも見捨てられる』という不安がなくなったために、彼にも素直に伝えることができたということなのです。
他にも、以前将来の話をした際に「家庭を壊す気はない」とはっきり言われてしまったクライアント様がいらっしゃいました。
そのことがトラウマになり、もう一度将来の話を、彼にトライすることができなかったそうです。
でもカウンセリングで、その不安やトラウマの元を取り除いった時、彼に軽く将来の話をすることができました。
すると彼は、今までと違い、真剣に話を聞いてくれたそうです。
「最近俺も、そういうことを考えるようになったよ」と言ってもらえたということでした。
自分の思い込みが変わると、彼の態度や見える世界が変わってくるということなのです。
記憶の捉え直しは、自分の中で被害者意識が強いと、なかなか1人でやることは難しく、ハードルが高いと感じるかもしれません。
そんな時は、カウンセリングや講座などでレクチャーいたします。
ポイントは、小さい頃の記憶がほとんどなくても大丈夫だということです。
それでも思い込みを変えることはできますので、ご安心ください!
最後に
何を言うかにこだわっている人や、どう言ったらいいか不安な方へ。
上手なセリフを練習するのではなく、自分の気持ちをまず安定させることに集中してください。
それが良いコミュニケーションの土台になります。
将来の話のような大切な話をする時は、自分が自分を大切にできているという、実感がある状態の時がベストなタイミングです。
そして、どんな未来を送りたいか?ということが、はっきりしている時にしましょう!
あなたと彼の関係が、ますます将来に向けて発展していくことを願っています。