こんにちは、高野那々です。
今日のテーマは、ネガティブな感情が湧いてきた時の対処法について。
恋愛をしていると、突如ネガティブに襲われてしまうという女性は少なくありません。
私のところにも、たくさんそういったお悩みが寄せられます。
・彼の気持ちを疑ってしまう。
・本当に私のこと好きなの?
・どうしてもっと会ってくれないの?
・自分らしく付き合えていない。
・彼の顔色ばかり伺っている。
など、彼に対する不満を募らせて、ネガティブな妄想がどんどん湧いてきて止められなくなってしまったり、彼と一緒にいても、常にモヤモヤを抱えてしまうような状態。
こういったネガティブな感情、あなたはどうしていますか?
今回は、私自身が体験したやり方や、いろいろな方に試していただいたやり方を、みなさんにお伝えします。
ぜひ実践して、ネガティブな感情と、上手に付き合えるようになっていただきたいと思います。
ネガティブな感情を認める
本当に昔から、このようなお悩みは非常に多いです。
恋愛すると、いつもの自分ではなくなってしまったり、特にネガティブになってしまうという方も、かなりいらっしゃいます。
みなさん、一生懸命ポジティブになろう、前向きになろうと努力することに、エネルギーを使ってしまっているなと感じます。
これでは非常に疲れてしまいます。
そして、あまり効果を感じられなかったと思います。
だから未だに、ネガティブな感情との付き合い方に、悩んでいるのではないでしょうか。
今までもお話していますが、ネガティブな感情には太刀打ちできません。
対処するといっても方向性が違います。
一生懸命ネガティブにならないようにしたり、ネガティブな自分を認めなかったりすると、益々辛くなります。
例えば、身長が150センチの人が、高さ2メートルのところにある物を取ろうと頑張っているような状態です。
「取れない、取れない」と、いくら努力しても、取ることはできません。
取れないと悩み続けることは、自分のことを客観視できていないことになります。
身長150cmの自分を、認められていないことと同じ状態なのです。
それならば、一旦身長が150センチだということを認め、台を持ってくるという対応をすればいいのです。
その方が、手っ取り早く解決できます。
ネガティブな人がポジティブになろうと頑張ることは、これと同じことです。
要するに、届かないと悩んでいる状態は、ネガティブな自分を認めていない状態です。
つまり、客観視できていません。
しかし、きちんと自分を客観的に見つめることができたら、対処ができるということなのです。
ネガティブの対処法
では、具体的に、どのように気持ちに持っていったらいいのでしょうか?
実は、看護師さんの言葉からヒントを得ました。
私は7月に、子宮の手術を受けました。
その時看護師さんに、「今、痛さって10のうちどれぐらいですか?」と頻繁に聞かれました。
「う~ん、さ、3ぐらいかな?」と答えていたのですが、そうすると、不思議と痛みが和らいできました。
それは看護師さんからの問いかけをきっかけに、客観的に自分の痛みと向き合えていたからなんだと、後から気付きました。
ネガティブな感情も同じことです。
ネガティブに悩み続けているのであれば、みなさんぜひこの方法を試してみてください。
「今のネガティブ度って、10段階のうちどれぐらい?」と問いかけます。
意外と、「MAX10!」という状態には、あまりならないと思います。
「6」「5」などという答えが出てくるということは、自分を客観視できているということです。
これが非常に大切です。
いかに自分の感情を、少し自分から切り離して見ることができるか?
ここがポイントなのです。
本当にマインドが強い人は、ネガティブな自分とうまく付き合っていける人だと私は思っています。
ネガティブに陥りやすい人の深層心理
ネガティブに陥りやすい人は、ピュアな自分ではなくなっています。
なぜなら、ただ純粋に「私はこの人が好きだなぁ」と思えている時は、とても清々しく、心地よい幸福感に包まれたような感覚でいるはずです。
でも、ものすごく不安になっている時は、相手を見ているようで見ていません。
クレクレちゃん状態になっています。
そうすると、不安がどんどん増えていき、ネガティブが止まらない状態になってしまうのです。
ネガティブになりやす人は、一度「純粋に彼のことを好きでいられているのかな?」「自己中になっていないかな?」と、振り返ってみることをオススメします。
このように、振り返る時間を時々作ることは、恋愛で苦しみ続けないために、非常に大切なことです。
1週間に1回でも構いません。
これも立派なご自愛の1つです。
最後に
ぜひ今日お伝えした内容を、実践してみてください。
ネガティブになったら、「今10段階のうちどれくらい?」と、自分に聞いてみましょう。